昨今の佐野氏の炎上案件を見ていて違和感がずっとあったのだが、それが何であるかをこの記事を見て分かった。
ようは当事者でない人が、当事者として関わる気もないのに安全な客席から、建設的な批判でなく単なる中傷をしていることが、堪え難いのだ。
そうしたことが出来るのはインターネットの時代だからこその利点でもある。
そして見つけた疑惑を世間に公開するのも良い。そうして悪質な模造や模倣が淘汰されていけばよい。
パクられた(と思わった)本人が怒るのはもっともだし、当事者として批判の声を上げるのは当然だ。
だが、言うからにはそれに伴う責任というか覚悟が必要だろ、と思うのだ。専門家以外は黙ってろ、という言説には同意しないが、無責任で文脈の理解も無く畑を掘り起こして台無しにした後に新しい種を植えるでもなく、ただただ荒らしていくだけの連中がムカつく、という感情は理解できる。
今回の件でいえば、パクリとオリジナルの境界、というか、パクらず制作するにはどうしたらいいのだろうか、とか、商業化されすぎたオリンピックでいいのか、とか、いろいろな問題が紐づいていると思う。それらの問題は実は制作者だけの問題ではなく、クライアントだったり、また、制作物の受けとり手たる消費者・生活者の問題でもあると思う。問題の解決を放棄して、お遊びで人を叩くのは何も前に進まないと思うのだ。「お祭り」として騒いでる連中に対して、お前にも責任があるんだ、と声を大にして言いたい。但し、今回の具体的な問題についての責任転嫁をしている訳ではない。トートバックのデザインにしろ、空港の写真にしろあれはアウトだし責任は佐野氏にある。
サザエさんbotがやったロゴのオープン化は一連の騒動の中で光明に見えた。それは、やんややんや言っている連中に「じゃお前やってみろよ」としたからだ。それは代案を提示する、という問題への分かりやすいコミットである。
とはいえ、世の中の全ての問題に対して真摯に向き合うのは現実問題として不可能だ。だからこそ、真摯に向き合えないのであれば意見やコメントを出すのは慎重になるべきだし、安易なことは言うべきではないと思う。
サザエさんbotとかいうパクリ常習犯、まだ生きてて、しかもこの騒動に絡んでたんだ。すげえ面の皮。
この件から「ネットからネタを借用してるマスコミ」と「2chから無断転載して金稼いでるまとめブログ」と「パクツイして金稼いでるツイッタラー」と「それらを支持する視聴者・読者...
現在Twitterのハッシュタグ #すけろく において、多人数による個人への執拗な誹謗中傷が行われています。 https://twitter.com/search?q=%23%E3%81%99%E3%81%91%E3%82%8D%E3%81%8F&src=typd 実態はこのリンク...
http://anond.hatelabo.jp/20150830191225 そういうあなたはこっちの集団リンチを止める手伝いはしてくれたんでしょうか? 未だに止まっていないのですが
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