そこは東京近郊の駅前にあって24時間営業の店なんだけど、朝の6時~8時はレジを2~3台で回していた。
でもある日、上の意向でこの時間のレジは基本1台のみで回すことになった。
レジの回転率の数値を見て1台で充分回せるとわかったため経費削減の判断だ。
しばらくレジは1台で回していたのだが、ほどなくしてこの時間帯の来客・売上げはかなり落ちてきた。
レジの稼動を1台に絞れという判断は、来客が少ないのにレジに余計な人件費をかけるという
無駄を事前に防ぐことができたとその判断自体はそれなりに評価されたらしい。
でもこの時間帯に現場で働いている人間はバイトでも知っている。
確かにレジ1台でも充分裁くことができる来客数だったんだけど1台だと常にレジに列ができている状況だった。
レジ前の列を見ると、舌打ちして出ていったり、商品を選んでた客もカゴごと投げ捨てて出ていったりする。
レジに並んでいる客もぴりぴりしている。
レジで5分以上待たされようが時間の余裕があるし夕飯を買わざるを得ないので列に並んでくれる。
しかし朝の通勤客は時間が無いのにレジで5分も並ばないといけないとしたらかなりのストレスなのだろう。
朝の6時~8時にレジに並ばないといけないスーパーという認識がだんだん定着して通勤客の客離れをおこしたのだ。
その客はコンビニとかに流れたと思われる。
あのスーパーと同じ過ちをしないようにしたい。
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売上げが下がっても利益が上がっている(or赤字が減っている)可能性があるとの指摘が多い。
ただ感覚値であるが、時給1,000円以下のバイトがレジ1台動かすコストより、 来客数の減少・利益減少のほうがあきらかに大きいように思えた。
それにあきらめた客は商品適当なところ放って帰るから元の位置に戻すの結構大変な稼動なのよ。
統計関係無いじゃん 「レジの回転率の数値」ですか? でも、いいのですよ、私はデータ厨だから 私事ですが、2014年Amazonで買って良かった物を多変量解析してみた 「期待した」「実用...
この話ってかなり重大な問題なんだけど、 気付いてない人って多いよね。 科学の力は、使い手の直観に制限されている。
元増田に待ち時間データも計算に入れれば良かったとか言っている奴いるけど それじゃ増田が言っている時間帯別客層による反応の違いが反映されてないでしょ。 待ち時間の平均とかは...