2014-08-22

メンバーにキツく当たるが、結果を出すリーダーがいる

前の職場にいた中途採用の男がそうだった。

技術は高く、受けた仕事は必ず達成していた。

降ってきた仕事が達成できないと判断した時には、きっぱり断ることができていた。

そして、部下や同僚に対してキツかった。

タスク進捗管理煩雑ルールを作り、それを必ず守らせた。

できないメンバーがいると怒り、文句があると他の社員から話が聞こえる場所でもお構いなしに説教劇場を繰り広げた。

当然の理由があったのだと説明しても、相手が悪いという結論で押し切るまで説教し続けた。

負担がかかっているメンバーに更に負担をかける事にも躊躇がなかった。

自分自身仕事が終わればメンバーを残して帰った。

そして賑やかなのを嫌い、同僚や部下が雑談でもしてようものなら、必ず文句を言った。

そのオフィスは、いつのまにやら水を打ったように静かな職場になった。

皆、彼を半ば恐れていた。

それでも仕事は達成した。複数案件を掛け持ちしても回してのけた。

で、彼が有能かどうか、違う職場になった今、考察してみる。

彼は会社を蝕む癌だった。

厳しいが結果を出すリーダーと言えば聞こえがいいが、

そんなリーダーの下で誰が働き続けたいと思うだろうか。

IT業界批判も多いが、嫌な職場からは逃げやす業界だ。

3回や5回、転職した所で経歴の傷にもならない。

給料を上げるために転職なんて普通キャリアパスと言える。

技術を身につけてしまえば勝ちなのだ

技術さえ身につければどこへでも行ける以上、嫌な相手の下で働き続ける選択肢はない。

それでも働き続けるのは、転職するだけの技術を持っていない人や、年齢的に転職がアウトの人だけだ。

優秀な人材ほど、短期間でやめていく。

そういう業界会社を育てたければ、優秀な人材が辞めようと思わないくらいの待遇を用意するか、

辞める数だけまた優秀な人材入社してくるような環境を作るしかない。

そんな業界で、「一緒に働きたくない人間が幅を利かせている」というのがどれほどのマイナスか。

実際、その職場で育った若手はすぐ辞めた。育ってなくても辞める人間も多かった。

私は彼の下で働くのは二度とゴメンだし、転職した理由の1、2割は、この先何年も彼のいる職場で働きたくなかったからだ。

彼を重用するというのは、つまるところ目先の結果と引き換えに、会社未来を食いつぶしているも同然だった。

能力や成果を評価するといえば聞こえはいい。

だが、彼を重用している社長たちは、彼が会社にもたらしている「成果」が本当に見えているのだろうか。

  • その人は無能を働かせるのが得意な人なんじゃね? それこそ、バイトでも即戦力にできるぐらいまで突き詰めれば、会社は存続できるし、むしろ成功するパターンの1つじゃん。

  • そりゃそうなんだけど、その技術は誰に教えてもらってるの? 技術を身につけてしまえば勝ちなのだ。 そもそも、学ぶことがない上司の下にるならそりゃまぁ転属すればいい。 でも...

    • そういう上司の下では、我慢せずにどんどん辞めた方がいいと思うよ。時間の無駄。 一見、成果を上げているように見えるのは、周りをスパルタで動かしているから。 スパルタにする...

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