2012-04-20

お金に嫁ぐ

 お金を稼ぐ

 ってなにさ、何をもってお金を稼ぐ と定義してるのさ

 働いている、と他人に認めてもらえたらそれでいいのかい

 自分を見る人ありきの定義かい?考えが浅いねえ幼いね

 脆いし曖昧だし確固たる定義とは言えないね

 誰かに見てもらいたくてたまらない目立ちたがり屋のガキじゃないか

 話を戻そう とにかくお金を稼ぐということはシンプルな言い方をすれば

 『自らのテリトリ内に金銭を呼び込む』ということじゃないのかい

 その、テリトリというのはもしかしたら曖昧に聞こえるかもしれないが、

 つまり自分、あるいは配偶者家族にとって自由に使える環境

 と言い換えられるか

 この場合、金銭の行使者が自分だけに限定されないのは仕方ないだろう

 自分がいくら会社で働いてもお小遣い(笑)と称されて、

 自分けが自由に使える金銭は少ないサラリーマンってのは居るから

 その人の家族もその人のテリトリに考慮しないと

 自分のみが使える金銭を呼び込む行為を「稼ぐ」という定義にしてしまうと

 お小遣いのないサラリーマンお金を稼いでないことになってしまうだろう

 いくらなんでも、流石にそれは酷すぎると思うなあ

  

 ねえ

 宝くじが当たっただけの人間お金を稼いだ事にならないのかい

 死んだ親の遺したアパート家賃収入暮らしている子供

 お金を稼いでいないのかい

 パパ(笑)に身体を売ってお小遣いを貰っている雌犬はお金を稼いでないか

 好きな音楽を作ってCDに焼いて売っているアーティスト

 お金を稼いでいるだろう? 

 言わんとすることは分かるよな?

  

 さて、ここで、逆にさっき挙げた家族立場から考えてみようか

 家庭の外で働いて得た金を夫や父親が家に持って帰ってくるのを待つ家族

 の立場から

 その人から見ればテリトリ、というのは夫や父親も含むわけだ

 分かるだろ?

 夫や父親の年収が高い専業主婦っていうのも大金を稼いでいる

 と言えるのだよ

  

 もちろん、専業主婦が自由に使える金額というのはこの場合は関係ない

 当然だろう、定義から見ればそういうことになるさ

 詳細に定義を加える必要もないだろうねえ

 ただ単に

 年収の高い夫を捕まえる力は、

 それは 金を稼ぐ力だと言える

 年収の高い家に生まれる運は、

 それは 金を稼ぐ運だと言える 運も実力のうちだろう?

 そんな事こそ、社会に出れば分かることなんじゃないかな?

 嫌なことをして、金銭を貰うことだけが金を稼ぐと言うことではない

 好きなことをして、金銭も貰うことだって金を稼ぐと言えるはずだろ

  

 もちろん、人によっては違和感のある点もあるかも知れない

 旦那の稼いできた金を自分だけのものだと思い込み

 そしてその中から雀の涙程度の金額を、お小遣い(笑)と称して

 旦那上から目線で恵んでやる

 そんな、人の褌履いたおかげで自由に使える金の多い妻が

 更に自力で金を稼いでいると胸を張っているのはおかしいと思うかも知れない

 だが、これは、まったくおかしくないのだ

 そんな妻を娶ったのは旦那責任

 そんな旦那を捕まえたのが妻の力だ

 会社仕事を頑張って、たくさんお金を稼げるようになれば

 それだけで自分の使える金銭が増えるなんてのは

 実は甘えなんじゃないか

  

 そして、それに気付き、甘えたい人間結婚を避けている

 という現状

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