はてなキーワード: 山古志村とは
http://anond.hatelabo.jp/20110612190356
仮設住宅って調べると、光熱費や家賃もかかるし、食費もかかる。
避難所で受けられていた衣食住のうち食についても自家調達できるって配給対象外になってしまうんだってね。
あとは、どうしても避難所ベースで情報が伝わるので右往左往してしまうとか。
ただでさえ、家やら家財一式流されて、義捐金の配当も有耶無耶で生活のための資金が底をついているのにひどすぎる。
せめて復興支援のうち後片付けを有償で行えるようにできれば、
故郷を離れずに生活を立て直す見通しができるのにと思う。
(今と比較するとお粗末な運営体制とはいえ)日帰りボランティアもあったし、
大阪とか京都等勤め先が被災していない場合は単身赴任状態もできた。
付加価値の高い錦鯉や高級・高品質コシヒカリの生産地だったので、家業をやめてしまった率も比較的少なかった。
自治体としては村ではあったけど再生に向けて銀行から融資を受けられたのだから、
会社のように定期収入ではないけど年収だとすごいんじゃないだろうか。
(本当は家業をやめないでいられるのが一番いいのだけど)
http://d.hatena.ne.jp/satohhide/20100827/1282918092
今回マスコミは「戸籍上200歳が見つかった」とはしゃいでいるが、
実は社会上重大なのは、戸籍の不備問題より、土地登記簿所有者の不備の方がよほど「重大」である。
死亡届の提出は「義務」だが、相続登記は「義務」でないゆえに、
「田舎の二束三文の土地だと、手続料の方が掛かってしまう」ので、
そのまま放置、という事案が相当ある。
感覚論だが、地方の田畑山林なんかでは、2割程度は「所有者は明治のまんま」と思われる。
で、登記簿上は「明治の所有者のまま」だが、実態は2~3代下の世代が「相続しているハズ」となる。
「そもそも、相続人自身、その土地を相続していることを知らない」という状態になってしまう。
これが一番怖い。
二束三文の間であれば、まだいい。
問題なのは、「社会がその土地を必要とする場合」、つまり道路等公共事業の土地収用の
局面において「誰が所有者なのかすらわからない」という状態で、
「そのまま収用が遅延する」というのが一番怖い。
http://www.hrr.mlit.go.jp/library/kenkyukai/h19/pdf/h/h_04.pdf
>「多数相続や共有地の処理が用地処理の隘路となる場合が多いため、
> 例えば一定期間相続登記が放置されるような場合には、固定資産税納付者等に
> 相続人を限定するような特別措置が検討されてもよいのではなかろうか。
> 現時点の登記簿上の権利関係が継続されれば、半世紀後には中山間地における
> 事業着手は相続処理のために不可能になることが予想される。」
「相続登記放置による公共事業進行への障碍」の事案が数多く集まっている。
マスコミは、「200歳の戸籍」のような、実社会には何の影響も及ぼさないような事案の
報道を行う前に、地方の公共事業の隘路になっている相続放置問題に
しかも、閉鎖戸籍については「80年経過すれば廃棄」とされているので、
このまま行けば、「相続人が誰なのか特定不能」となる危険性が高い。
最悪の場合、公示による土地収用手続きになるのだろうが、手間と費用が恐ろしくかかり、
※相続者不明によりやむなく土地収用手続きに入ったと思われる事案
http://124.146.182.228/pdf/0808000029.pdf
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/7891/law/49.html