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2010-04-12

http://anond.hatelabo.jp/20100411230821

まあ、自分ダウン症になってた可能性を思うとあまり声高には叫びづらいんだよなぁ

とはいえ自分たちはそうはならなかったという事実を元に、後知恵の勝ち馬乗りと割り切って

優生的な発言をするのもやぶさかではないけどね

2010-02-03

http://anond.hatelabo.jp/20100203191134

元増田じゃないけれど、それに近いプロジェクトをやってきたのが近世欧米人たちがちょっとそうだよね。

世界各地の「野蛮人」をブッ殺しまくって、「より良い世界」を構築することにためらいのなかったひとたちが、人類歴史上、あれだけデフォルトでたくさんいたわけだから、優生思想的な排除とか、いつ歴史が繰り返してもおかしくねーよなー、とかちょびっとおもったよ。

2009-07-29

出産コントロール

http://anond.hatelabo.jp/20090729062627

初潮か閉経まで生理ライフステージに合わせてコントロール出来て、妊娠したくないときは100パーセント避妊が出来て、子供が欲しいときに排卵して優生的に問題のない子供が出来るって技術が出来たら、今人類が抱えている問題のいくつか(人口爆発とか)が解決出来ると思うよ。がんばってね。

2009-05-07

http://anond.hatelabo.jp/20090506231932

優良種を選ぶシステムが女の(本能的な側面も含めた)「計画性」で、数的優勢を得るためのシステムが男の「無計画性」な気がする。

ならば、必要なのは劣等種的男のジェノサイドではなく、重婚の容認と、それを支えるための社会的システムではないだろうか。主にキリスト教的な倫理観からは反発したくなるだろうが、民主的に優生思想社会を実現出来る可能性がある。

恋愛までも二極化してしまった現代、無理に一夫一妻システムを貫くよりは、多夫多妻のシステムとしてしまった方が幸せになれるだろう。愛し合う二人が二人だけで家庭を築くもよし、イケメン男を複数の女で共有するも良し。逆ハーレムも良し。劣等種的な男もまた、システム的に弾かれるので、恋愛結婚の重圧を感じることなくもてない生活を送ることが出来るようになろう。実現のための壁は大きいかも知れないが、一度実現してしまえば良いことづくしではないか。

2009-05-06

これみてふと思ったんだが、

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/01(金) 19:38:56.92 ID:7LwtpECw0

どこからが人間かって話になるだろうけど

猿が性行動をするように

理性ではなく本能でやってしまうんだろ。

男の性器が長くて先が傘みたいになってる理由は知ってるか?

あれは女の性器に入った他人の精子をより奥から掻き出すために傘がついて

より奥に発射できるように長くなってる。

暇人\(^o^)/速報 マンコにチンポ入れるって、実は凄い奇抜な発想じゃね?


セックス恋愛進化してきたように、

男視点で、処女の方が他の男と経験がないため、より自分の子を為す確立が高くなるのだから、

処女信仰というのは当然の成り行きではないだろうかとふと思った。

また、女視点で、自分にだけ精子を持ってくる存在の方が都合の良いように思い、

つまり、お互いにあばずれで独占的でわがままにあるべきなのかと思った。

しかし、

7 : ななしのよっしん :2009/03/04(水) 23:46:14 ID: TUIP9heyo8

城どうこうより単純に生物として考えるとよろしい。

男は自分子供産むわけじゃない。つまりノーリスクなんだから

あちこちに種ばら撒くほうが子孫繁栄的な意味で優秀なんだよ。

女は一度受胎してしまったらたった一回の出産

凄い労力使うんだから種選びと性行為には慎重になった方がいい。

以上の理由で

男の場合 非童貞>>>>>>>>童貞

女の場合 処女>>>>>>>>非処女

12 : ななしのよっしん :2009/03/10(火) 14:04:23 ID: VO78SGCTR5

経験人数が少ないほうが良い印象持つのは特殊なことではないだろ。

まあ現実では妥協する場合が多いわけだが、理想処女だね。

顔とか他の要素との強弱の差は大きくあるだろうけども。

個人的な中傷をしてなければ、貞操を守る人を男性が求める意見も咎められることではない。

>>5

>>7

は一理あるな。

より魅力的なステータスのある異性を恋人に欲しいのは当然だろうし、そういう人物を異性に求めることになる場合が多くあるだろう。

性行為の経験で、特に女性中絶経験不妊症、貞操観念存在する社会においては教養不足という負の面が絡んでくるからね。

処女信仰的な嗜好も一般的な価値観だしな。

15 : ななしのよっしん :2009/03/10(火) 22:25:46 ID: pPZrXO2tpw

>>10

おおサンクス

>>7とか>>14とか

いやだから、ひ弱な男が死ねばいいだろがjk

>>男は自分子供産むわけじゃない。つまりノーリスクなんだから

あちこちに種ばら撒くほうが子孫繁栄的な意味で優秀なんだよ。

男は種を「無計画に」待ちきらす方が良いと言っている傍ら、

>>女は一度受胎してしまったらたった一回の出産に凄い労力使うんだから種選びと性行為には慎重になった方がいい。

女は男を「計画的」に選べという。

女だけに「計画性」を押し付けて、男全般を正当化する詭弁だな。

この「子孫繁栄」の意味イマイチ分からんのだが、生めよ増やせよって事ではないのは確か。少なくとも>>7の論では。

数の増殖が繁栄であるならば、女も男もヤリまくって産みまくるのが最善だという結論になる。

となれば、ガードが硬い女は邪魔者。「慎重」になる女は邪魔者

どんな男にも股開いて、どんどん孕んで、どんどん出産する女が良いという結論になる。

よって>>7の言う「繁栄」は種の個体数の増殖ではないだろう。

遺伝子的に劣等種的な男が全員死に去り、優良種的男児だけが女とヤって、子作りに励むのが一番だろう。

16 : ななしのよっしん :2009/03/10(火) 23:10:55 ID: pO4jeNIPQ9

>>15

なんという優生思想

ファシズム正当化ネオナチ君は現代社会に必要ないからさっさと消えてくれ。

17 : ななしのよっしん :2009/03/22(日) 09:12:17 ID: Ti8Z6eSJiN

・貞操ってのは同時に不特定多数の異性と性交しないことで処女とは違う観念

・実際には処女ってのは痛がるばかりで男性側は気持ちよくも何ともない。元々は処女趣味ってのは加虐趣味のことだ。

童貞というのはつき合う女性の側からは基本的に好意的に評価される(男に負けず過去女性関係というのは嫌がるもの)。童貞馬鹿にするのは他人の場合だ。

ニコニコ大百科: 「処女信仰」について語るスレ 1番目から30個の書き込み - ニコニコ大百科


しかし、やりすぎると性病などリスクが上がってきて、やらなすぎはもとより、しかしやりすぎより、

結局はほどほどが良いということか。

いや、環境変化に対する適応である程度劣等種も残るわけで、

また、今の人間には経済など要因も含まれるから、生物学繁殖的な面からだけじゃ言い切れないのか?

うーん、難しい。

何が言いたかったって、男の処女信仰は当然のことだと言いたかったが言い切れなかった、終わり。


http://anond.hatelabo.jp/20081130144046

笑ったw。

2009-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20090419005734

君がもともと言ってた

個人を主体とした生存競争がまず最優先としてあり、それと対立しない限り次に家族を主体とした競争、その次に会社地域等のつながり、民族国家の順。

こういう生存競争を前提・目的とした組織化、というところの問題点がひとつ。これは優生思想そのものだ。

で、もうひとつの問題が、民族主義国家主義だな。「こころノート」にも通低する考え方なんだが、その、個人間の愛から家族企業地域民族国家へと親愛感を単純に拡張していこうという教育勅語的発想はもうやめたほうがいい。

http://anond.hatelabo.jp/20090419003633

考えるな、感じるんだ、って優生思想押し付けてくるヤカラに何を言い返したらいいのだろう、駄目だこの子、理屈通じない!w

http://anond.hatelabo.jp/20090419002743

個人を主体とした生存競争がまず最優先としてあり、それと対立しない限り次に家族を主体とした競争、その次に会社地域等のつながり、民族国家の順。

なるほど、この考え方を感覚レベルで身体化してるわけか、君は。

優生思想

2009-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20090121005852

遺伝が能力の50%以上を決定づけるなんてのは有名な話。かつタブー

ド○ツが無茶したせいで優生的な発想に繋がるとか言われて毛嫌いされる。

一般的な書店で手にはいるような情報源だと、スポーツ医学とか筋力トレーニングの本を読むと判るね。筋線維の数は生まれつきの部分が大部分を占める、とか。

でもまあ、自分能力ギリギリまで努力するヤツなんてそうそういないから、あんまり関係ないとは思うけどね。

2009-01-09

http://anond.hatelabo.jp/20090109105906

長々と優生学の講義をどうもありがとう

っていうかただ差別意識を吐き出しただけだな。

2008-12-24

http://anond.hatelabo.jp/20081224024011

っていうか、不寛容の何がまずいのかなぁ。

そういうことを平気で言える感覚が恐ろしい。

かつて、ナチスドイツでは「人種的に優れた」アーリア人どうしの強制結婚が行われ、

その一方でユダヤ人障害者絶滅政策が行われた。

翻って現代日本では、非モテへの憎悪が高まりつつあり、非モテは常軌を逸した迫害に晒されている。

お前ら恋愛至上主義者はナチ的な優生思想に基づいて非モテを「生きるに値しない劣った集団」と規定し、

その排斥を公然と主張している。

お前らのような人間が多数派を占め政治的実権を握っている現代日本は、まさにナチスドイツの再来だ。

2008-12-01

http://anond.hatelabo.jp/20081201123944

優生思想」でぐぐってみるといいと思うけど。

社会システムとして障害者を拾うことは理解できるけど

ぁぅぁぅを育てる苦労を家族に背負わせるのは理解できない。

また優生思想に対する批判が必ずナチスを引き合いに出すのは詭弁じみている。

http://anond.hatelabo.jp/20081201122955

リア中の人かな。

優生思想」でぐぐってみるといいと思うけど。

読んでも理解できないかもしれないけどさ。

2008-08-11

トリアージ批判が理解できない理由

作者より

ブログ開設したので移行しました。こちらにどうぞ。

本文

ここの解説が評判がよいようなので引用

「みんなはひとりのため」を外した「ひとりはみんなのため」が暴走するとアレなことになる、という話です。

暴走したときの危険を根拠にして元のものに倫理的な問題があると説くのはどう考えてもフェアではない。大抵なものは暴走したら有害に決まっていて、それは有用なものほどそうだ。問題は暴走のリスクがどれだけあって、それをどのようにすれば抑制できるかということであって、暴走の理論的可能性ではない。

これを度外視したこの批判は、類型的なレベルの低い原子力批判のようだ。原子炉が暴走したら確かにチェルノブイリのような悲劇が起こるには違いないが、チェルノブイリには機械系にも人間系にも、日本では存在しないような構造的な問題があって、それがあの事故の発生に不可欠だったこともわかっている。しかしこの種の原子力批判はそういうことを考慮した上でリスクを定量的に評価しようとは考えず、ただただ情緒的に危機を煽る。

率直に言って、今回の件でトリアージ批判をしている人たちには同様の危うさを感じる。有り体に言えば、数式や統計が苦手な人が、定量的な判断を回避して情緒に頼るという反知性主義的後退だ。

そして現実に、倫理的な二重拘束において自身の選択や行動にひいては存在に過剰に苦しむ人が、ことに若い人にあるとき、その枷は解き放っていい、時に無用な苦しみでしかないのだから、と私は言いたくなることがあります。少なくともそれは学問するとき無用な枷でしかないこともあります。しかし、資源の有限性を前提とする経済的な合理化がそのダブル・バインド倫理的な枷を解き放ったとき、かつてSSの無法がまた関東軍の専横が横行したことも事実です。

「より多くの人を合理的かつ経済的に救う」という発想自体が倫理的な問題を含むということです。

学問やってる人間をなめないでほしい、と正直思う。学問をやる上で基本的なことは、自分が何を前提においているかを意識することだ。仮に、倫理的な前提を度外視して最適解を求めるのが経営学だとするなら、そのこと自体は価値中立的なのだ。その解を無批判に現実に適用しようと政治的に動いた時点で、はじめて問題が生じる。

このことは進化論優生学の関係を考えればすぐにわかるだろう。進化論を安直に理解すると(事実記述価値判断を混同すると)直ちに優生学的な判断に至る。そして、優生学を嫌う人道的な気持ちが創造科学という反動を産む。まさに悪夢だ。本当の悪は「事実記述価値判断の混同」であって、進化論じたいではないのに。

実際のところ、こういう「最適解」を現実に直ちに適用するのは学問的手続きとしても粗雑なものとしてしか扱われない。学問上の前提の倫理的判断という必要な手続きが省略されているからだ。

HALTANさんを「あたまがわるい」とは、多くの人がまず思っていない、むろん私も思っていない。fuku33さん個人が叩かれて然るべきであったとは私自身は思いません。

それが正しいと思う。だが、実際に福耳氏やHALTAN氏の上に降りかかったリンチはいったい何なのだろう。これこそファシズム、軍靴の足音と考えるのは私だけだろうか。

2008-03-28

http://anond.hatelabo.jp/20080327221759

とっくに学問的には否定されてる社会ダーウィニズムを信じている馬鹿がいつまでも淘汰されないのはなんでなんだろうね。

  1. 知らないから
  2. 世の中の奴が何を言おうが俺は優生思想を貫くぜ

どっちだろうな。俺は後者だと思うんで、マジメに突っ込む気にもならん。

2007-09-17

http://anond.hatelabo.jp/20070917072630

統計上の高齢化対策の一環として、「30歳までに異性と性交を行わなかった者は法律上すべて30歳と見なす」っていう条文が優生保護施行規則に加えられたの知らないのか? ついこの間の話で、結構ニュースにもなってたぞ。通称「童貞条項」って。

2007-08-21

ユダヤ虐殺だけじゃないだろ

http://anond.hatelabo.jp/20070821152544

戦争による侵略そのものが、他国民に対する自国民優生思想だろ。

Re: 優生思想

そしてこの思想こそが、核兵器よりも生物兵器よりも化学兵器よりも、人間の命を奪って来た代物だ。

その行為を実行する手段とその行為に及ぶ思想を同列に並べてみたって意味なかろ。

優生思想

<幼児性愛犯罪>「投薬去勢」も視野に規制強化…仏大統領 | エキサイトニュース

サルコジ大統領は強硬な犯罪対策論者として知られており、先の大統領選挙戦中も幼児性愛者などについて「生まれつきの性癖。(10代の自殺者も)生来の悲観性から自滅しやすい」と優生思想を展開し、心理学者らから批判を浴びた。

優生思想って、誰でも持ってる差別の根源となる思想だな。表に出したら問題になるが、持ってない奴なんてほとんどいないだろう。持っていないのは、優生思想に於いて劣生扱いされる立場の人間だけだろうな。

そしてこの思想こそが、核兵器よりも生物兵器よりも化学兵器よりも、人間の命を奪って来た代物だ。ダーウィン進化論人類の命を最も奪ったと言われているようにな。嫌韓・中・朝主義者の思想もこれだ。

2007-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20070622163528

遺伝学は科学だが、優生学は科学じゃない。

解明された事実の積み重ねが科学であって、その結果をどう使うかは科学じゃない。

宗教科学の話

宗教も人を殺すし、科学も人を殺す(優生学とか)。ヒトは何かをする際に、超越的な根拠を求めるものだから、それはしょうがない気がする。

優生学は間違った学問」という反論は無効だと思う。「正しい」という概念を導入した時点で、「正しい宗教」という想定を受け入れざるを得なくなるから。

2007-06-07

http://anond.hatelabo.jp/20070606180148

山形氏も書いてるけど

 その後本書は、優生学の歴史をたんねんにたどり、生物学的な差や先天的な差という議論がどのようにこれまで優生学に利用されてきたかを克明に描き出す。どういった論調には気をつけなきゃいけないか、そもそも科学的には何が言えて何が言えていないのか。これを著者は、ダーウィンまでさかのぼって説明する。一方では、反差別論者の極論についても、本書はためらわずに指摘してゆく。ここらへんのバランス感覚が、この本のすばらしいところ。

重要なのはバランスなんですよ。

頭の良さは生まれつきだ! 男女の脳は違う! なんてのはバカでも直感的に賛同しやすいから本も売れるわな。

それがマイノリティパフォーマンスを評価する時のバイアスになってきた歴史があまりにも長いから、

フェミニストの人とかマーティンルーサーキングとかがそれぞれ戦ってきたわけですよ。

ところが、こういう人たちの主張が行きわたり過ぎると今度は別の抑圧になる。

いつまでも賠償謝罪を求める国や、部下を飲みに誘った上司セクハラで訴えられる国とかね。

重要なのはバランスで、行き過ぎれば修正が必要なんだけど、

たまたま自分の直感に近いからといって元の極論を正しいと思い込んだり反対者を自己欺瞞呼ばわりするのは、

なんつーか周回遅れなわけ。

ただ、短絡的な人が「そうじゃん生まれつきで頭の良さ違うに決まってるじゃん」

と勘違いする余地を(たぶん意図的に)残してるところが山形氏の人の悪いところで、

だから「あまり真に受けないほうがいいですよ」と一応申し上げたのですよ。

2007-04-19

相手に彼女がいても諦めなくなるからその分非モテに回ってくるパイは確実に減る。


たしかに。

ということは、多夫多妻制というのは優生学的思想親和性が高いんだなぁ…。

http://anond.hatelabo.jp/20070419230535

2007-03-25

(何て言うか)1です。 Re: 本人の意志をちゃんと確認しましょう

レスどうもありがとう

http://anond.hatelabo.jp/20070325222834

出生前診断は必要だ。生に際してこそ意志の確認を。

未・胎児に「この世に生まれて人生を歩む意思はありますか」と訊くんだ。

「生きて死ぬつもりはありますか」「未・存在を捨て存在し意思を持つ覚悟はありますか」と。


うん、そうだね。もし確認ができるなら、してみたい。

ただ、少なくとも私はできないんじゃないかと思う。

あなたがもし「生まれ変わり」とか「身体に縛られない魂に意思が宿る」とか

信じている/知っている人だとすると、たぶん意見が相容れなくなってしまいそうで

残念なんだけど....。

私は、脳の発達があってこそ心が生まれるんだと思うんだ。

いや、脳っていうと限定的かもね。脊髄とか臓器とかも快・不快に関連して

くるはずだから。まあ、いずれにせよ、ある程度身体ができてこそ、と

思ってる。

じゃあ、身体がある程度できた状態の胎児に堕胎してもいいか尋くか?

どうだろう。Noじゃない? まず技術的に。子宮外にいるわれわれと

胎児が意思疎通できるかっていうと、今の科学レベルではそうじゃないよね。

ひょっとしたら、あなたやあなたの周りにいるだれかはそうできるのかも

しれないけれど、世の中の多くの人はできないと思う。私も含めて。

だから、現実問題として、「胎児に生きたいか、生まれたいか確認すること」

運用不可能だと思う。(合法的に堕胎可能なリミットの問題もある。)

あなたに譲って、仮に意思の確認ができるとして。

もし胎児に確認を求めたとしても、果たして生まれ落ちるはずの世界を

選べるだけの判断力というか、判断のベースが胎児にあるのか、というのも

問題じゃない? まだ生きたこともないし生まれ落ちることもしていない

胎児に、「生まれ落ちる苦しさ」「生きる苦しさ」「死を待つ苦しさ」

「死ぬ苦しさ」がわかるかな? ニュートラルな状態じゃ、意見の持ちようが

ないんじゃない?

これについても、あなたやあなたのまわりの人が「生まれ変わり」とか

前世記憶の保持すること」を信じる/知っているのだとすると、

「いや、わかるはずだ、判断できるはずだ」と言えるだろう。でも、

世間の多くの人は「わからない」って言うと思う。例えば、ぴったりって

わけじゃないけど、こんなデータもあるよ。

 参考) 図録「神の存在・死後の世界に対する見方(世界55カ国比較)

      http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/9520.html

そんなわけで、「生きるかどうかの意志の確認」は、胎児に対しては

できないと思う。

以下は余談。

ちなみに、ある程度の年齢に達した場合でも、意志確認はできるようになるだ

ろうけど、問題はあるよね。例えば「心神耗弱」な状態にあるときの意志確認。

「うつで無気力」な場合は、死ぬことしか考えられないときだってあるよ。

(個人的に経験してるけどね。)でもそれって、(たとえ家庭とかの事情がある

にせよ、そこまでになるのって、)心的な病気の症状としての希死念慮とも言える。

だから、精神科救急とかいのちの電話がある。一時の気の迷いで死のうとして

しまうのを止めるために。(統合失調症や薬物依存の人の経験なんかも参考に

なるよね。妄想に追いつめられて死にたくなる。そんな場合は意志確認は

意味をなさないんじゃないかな?)

逆に、尊厳死とか脳死とかの場合は、そういう「死ぬたくなってる状態」での

意志確認は行わない。正当な方法での、「ハズレくじ」対処法だよね。

超低体重出産とか、出産直前まで障害がわからなかったとか、そういう

「親も子どもも『ハズレくじを引いた』と思いながら生きる期間が長く

なりそうな状態」

を避けつつ、

優生思想に凝り固まってデザイナーベイビー作りしちゃうとかいうような、

生命への畏れ、倫理観をなくした生き方をしない」

ようにする。で、しかも、

医療・福祉の費用で、赤字国債が600兆円なんていう日本ダメ国家財政

を悪化させない」

とするには、どうしたらいいのかね。

自分的には、

 ・増税

 ・障害者寮育環境の充実、

 ・障害者雇用(そして、ちゃんと生活できる給与体系)の確保、

を国がやるしかないと思うんだけど(だいたい、法整備とかしない限り、

民間企業とかが資金援助とか雇用提供とかするはずない=法による強制が

ない限り、どんなに福祉行政やNPO啓蒙活動したってだめ)、どうなの

かな?

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