2009-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20090419005734

君がもともと言ってた

個人を主体とした生存競争がまず最優先としてあり、それと対立しない限り次に家族を主体とした競争、その次に会社地域等のつながり、民族国家の順。

こういう生存競争を前提・目的とした組織化、というところの問題点がひとつ。これは優生思想そのものだ。

で、もうひとつの問題が、民族主義国家主義だな。「こころノート」にも通低する考え方なんだが、その、個人間の愛から家族企業地域民族国家へと親愛感を単純に拡張していこうという教育勅語的発想はもうやめたほうがいい。

  • 「地球人」もダメでしょうか?

    • 個人間の愛の単純な拡張の先に国家があり、さらにその先に地球人愛がある、って構成をとるんだったら、それは駄目なんじゃないかなあ。そういう風にはなってない。実際には時に家...

      • まあ確かに集団がある限り抑圧はなくならないしそれは良くないとは思うけどね、、、。 でも集団を組まないで生きてけるかなあ?

        • 時に対立しあいながらも必要なところで手を結んで生きていくしかないよね、というあたりが落としどころじゃないでしょうか。 あなたが家族を愛するようにあなたの所属するグループ...

          • その辺ラディカルに突き詰めれば、生まれた瞬間に子供を親から引き離して、地域で育てるなりなんなりして、しかも一定の地域でずっと育てるんじゃなくあちこちへ(地球中を転々と...

            • それじゃ駄目だろ。もっと大きな組織に子供をゆだねてるだけになる。 現実問題として子供は家族が育てるしかないし、その家族を地域共同体は支えなきゃいけないし、多くの職種では...

              • つまり「自分の所属する集団に対して常に疑え、心までどっぷりつかるな」っていう教育を徹底させるって感じ? そうすることで自分が被害者になるような内部的抑圧とか、外の人が被...

                • そういうことだと思う。 後はまあ、キリストっぽく、集団への所属の枠をはずして、近くにいる人にたいして愛が持てる人間になろう、というのも、善いことだと俺は信じたい。

                  • ああ、キリスト教は神さんと個人の対話みたいなくくりで考えるから、個人個人がキッチリ分離してるんだろうなとは思う。神によって個人が保証されてると言うか。 でもキリスト教国...

                    • 神対個人ってのはプロテスタントでは?カトリックは間に教会入れる。イスラムは聖職者なしというのが基本のはず。だから法学者が出てくる。

    • それだと宇宙人がやってきたときに同じ問題が再発しない?

  • 競争を前提とせずに、鏡像を前提とした組織化ってのはどう? つまり自分が自分のグループに親愛があるのだから、田のグループの構成員の方々もそれぞれのグループに親愛があるのだ...

    • 俺は、それでは駄目だと思う。グループという枠を前提に発動する親愛は、グループ間の対立や、グループによる抑圧に対して無力だから。

  • こういう生存競争を前提・目的とした組織化、というところの問題点がひとつ。これは優生思想そのものだ。 違うね。優生思想に利用される可能性はあっても、優生思想そのものでは...

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