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2018-08-10

悲報オーパーツ、解明されすぎて終わる

水晶ドクロ!

最近作られただけだぞ


モヘンジョ・ダロ攻撃滅亡論

ガイガーカウンターは反応しないし汚染体もないぞ

噴火の跡が見つかったぞ


バクダット電池

偶然だし実用できる発電量はないぞ


古代クロムメタル刀剣

中国業者売れ残りを投棄しただけだぞ


ガラス化した街!

噴火の煤がガラスに見えるだけだぞ


カブレラストーン

1940年に作られたお土産だぞ


アンティキティデバイス

紀元前に作られた天体測定端末の一部だぞ

地動説を元に作られていて六曜星の動きを1/37000000の誤差の精度で予測するほか

現代では認知されていない16種の天体予測装置がついてるぞ

失われたであろう大部分はいまだに明らかになってないぞ

2008-02-21

インドカースト制を白人がつくり、上層階級には白人の血が入ってると言う説はニセ科学

まあこういうの真に受ける人っていなくならないと思うんだが

多くの人が、騙されているのには驚く

カースト(caste)、あるいはカースト制、カースト制度は、ヒンドゥー教にまつわる身分制度である。紀元前13世紀頃に、アーリア人インド支配に伴い、バラモン教の一部として作られた。カースト制度によって定められる個々の身分もカーストという。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88

紀元前13世紀頃、西から移動して来たコーカソイドアーリア人原住民族のドラヴィダ人を支配するためにカーストを作り出した。そして自らを最高位の司祭僧侶階級に置き、ブラーマナ=バラモンと称したのが始まり――というのが現在主流の学説。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%A2%E3%83%B3

こういうのを放置しておくのはさすがに問題だろう

ウィキペディアというのがどういうものかよく知らないのだが

何故誰も訂正しないのだろうか

運転手はアメリカ黒人に近い褐色の肌をした、ドラヴィダ人だった。ドラヴィダ人は、紀元前2300年ごろ、モヘンジョ・ダロハラッパなどの古代都市に代表されるインダス文明を築いたといわれる民族である。その後紀元前1500年ごろに中央アジアから侵入したアーリア人に押され、混血を繰り返しながらも主力は南インドへと移動した。インドに侵入したアーリア人の『リグ・ヴェーダ』には、「皮膚が黒く鼻が低い先住民を打ち負かした」とあるから、アーリア人は色白でドラヴィダ人は黒かったのだろう。今でも北インドの人々に比べ、南インドのほうが浅黒く鼻が低く背も低い。あごも小さくどこか親しみを憶える顔である。

「心は孤独数学者」P141 新潮文庫 藤原正彦

親しみを感じるのは個人の勝手だが、偽の歴史を疑いもせずに書くのは問題だろう。何故疑うということをしないのか。

ナーマギリ神殿の本堂は、石で建造された二十メートル四方ほどの小さなものであった。

神殿入口の鉄扉の前に並ぶ信者上半身裸の眼鏡をかけた祭官がとりしきっていた。このバラモンが、色白の上、胸も背も欧米人のごとく毛むくじゃらなので驚いた。東ヨーロッパ人と同族のアーリア人が、二千年以上も前にバラモンとなった事が証明されているようだった。同一カースト内での婚姻をはじめとする、カーストの掟の厳しさを思い知らされたような気がした。

「心は孤独数学者」p207

証明もされていないニセ科学を、軽々しく「証明されたようだった」、とか言うべきではない

「そこで登場したのが、最近DNA遺伝子工学を駆使した研究です。詳しい事は省きますが、この研究は、アメリカソルトレイク市のユタ大学とインドアンドラ大学文化人類学部とヴィザカパトナム遺伝子研究所の合同チームによって進められました。1996年に南インドカースト人口分布調査として始められ、2001年までに全インドから集められた遺伝子分布を最新技術を用いて分析し、その結果が徐々に明らかになってきました。(中略)その結果、これまでの人家分類学言語学考古学などでは掴めなかった事実がわかってきたのです。たとえば、ブラーミン上位カーストヨーロッパ人のミトコンドリアDNAY染色体の差は、低カーストインド人とヨーロッパ人の差より小さい。また、ブラーミン上位カーストヨーロッパ人の差は低カースト民とヨーロッパ人、また上位カーストアジア人との差より小さいということが判明しました。

結論を言えば、インドカーストは原アジアタイプと西ユーラシア混合タイプだということであり、カースト序列はヨーロッパ人種への近縁性に依るということが分かってきました。上位、特にブラーミン階層はアジア人よりヨーロッパ人種により近く、クシャトリヤ、ヴァイシャ・カーストとの近似は前二者より低いのです。つまり、ブラーミンは西ユーラシア人種により近いということなのです。

このDNA調査によってもアーリア種族が外からやってきた人種であり、彼らが作ったカースト制度最上位を占め、一貫して文化、社会的優位性を保持し続けてきた事は明白です。彼らが来るまでカースト制度なんかインドには存在しなかったのです」

「不可触民と現代インド」p101 光文社新書 山際素男

最先端の科学で装いながら、偽の歴史を作っているのが、悪質

「これらの研究結果は1998年世界的に有名な権威ある科学雑誌ネイチャー発表され高く評価されました。また2001年には、これも有名な雑誌ゲノム研究に、インド原住民遺伝子学的証拠と題して掲載され、これも高い評価を受けています。ですが、こういう現象を面白く思わない人々もいます。たとえば、高級英語雑誌インディヤ・トゥデイなどは遺伝子カーストの上下を決めて良いのかなどと題して批判し、あるものは、そんな研究は無視しろと言い、高名な学者の一人は『遺伝子情報ヴェーダ時代にアーリア人インドに入ってきたなどどこで判るのか?』などと反論したりしています。

大企業経営者のほとんどが上位カーストグループであるインド雑誌新聞テレビといったマスメディアはこの遺伝子研究の成果に冷淡かつ敵意を抱いています。しかし、アーリア種族が外来人であることはそれ以前から、歴史学考古学言語学上の研究によって広く知られている事実です。その正しさを別の方法で論証して見せたわけで、アーリア種族をどうのこうのというために研究したわけではありません。

ある雑誌は『遺伝子まで動員してカースト戦争を引き起こそうというのか?』などとまるでピント外れの非難をしましたが、とんでもない言いがかりです。」

「不可触民と現代インド」p106

カースト歴史ニセ科学捏造するのは問題だ

正しくは次のような捉え方

アーリア人という鼻の高く色白の人々が外からやってきて、色の黒くて鼻の低い原住民を征服し、隷属させたのだ、そういうことが、お前達の聖典には書いてある。だから、我々お前達の上流階級と同じ白人が優れた文明を広めるのと同じだ、という文化工作をおこなったのである。さらに、南の人々は、北の人々によって駆逐された民族の子孫で、上流階級ヨーロッパ人に似ていて、下層階級原住民に似ているという主張を行い、南北間、階級間の分裂を図った。

このアーリアン学説は、学説誕生時から、非常に疑わしい虚構・捏造だ、という反論があった。ミュラーは、一度もインドに行ったこともなく、本当にヴェーダ言葉が何をさしていたのか、理解してなかった(あるいは故意に誤解した)らしい。

現代人は、言語というのは、モノと言葉が一つ一つ対応していると考えるが、古代の人々はそうではなかった。ある事象全体をあらわす全体的な概念があって、個別的な言葉は後に分化したからである。

恐ろしいことに、この捏造の疑いが極めて高い学説が西欧を席巻し、さらに西欧歴史を下敷きとしている日本教科書歴史書は、古代史の始めから、科学とは言えない学説を主張している。

(リグ=ヴェーダも、西欧人による誤訳をそのまま和訳している。)

資料「アーリアンとは何か」津田元一郎

http://www.rui.jp/message/04/98/84_bf6a.html

こういう冷静な視点を持つべきだ

ウィキペディアや、様々な本に特に問題視もされず捏造された歴史観が載っているという事は、非常に恐ろしい事だ

白人がやってきて、白人の血が入っていて鼻が高い上層階級と肌が黒く鼻が低い下層階級に分かれたという偽の歴史が何故ここまで信じられてるのか。恐ろしい。西欧人の誤解、捏造をそのまま信じる日本って何なんだろう。

 
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