2024-07-30

クロマトグラフィーと屈折

クロマトグラフィーって知ってる?

これの中国語訳がとてもシンプルで美しかたから聞いて欲しい。

「屈折」と言うらしいよ。

プリズムみたいな絵が浮かぶし、とても良い抽象化だと思う。

Scienceに対する科学とかInformationに対する情報みたいに、日本人が上手く漢字化した概念もあるけど、こういう「上手く訳したな〜」みたいな言葉が他の分野にもあったら知りたいな。

ーーー補足

そもそもクロマトグラフィーって何?みたいな人のために説明するね。

分子とかの世界では、物質が流体(水とかガスとか)の中を移動するとき、その速度は物質の種類ごとに決まった値になるんだ。

から、混ざった物質を流体の中に流すと、移動速度が速いものと遅いものを分離できる。

これがクロマトグラフィー。

例えばだけど、米と籾殻を比べると、米はストンと落ちるけど、籾殻はフワフワ落ちるよね。

から、二つが混ざった状態でも、高いところからまとめて落として早く落ちてきた部分を集めれば、米だけが手に入る。

増田は訳を見て初めて気づいたんだけど、これって白い光をプリズム虹色に分離するのと同じ原理なんだよね。

紫色プリズムの中をゆっくり伝わって、赤はあんまり変わらないから分離できる。

からクロマトグラフィーも、唐箕も、光の屈折も、みんな速さの違いで分離してるっていう意味では同じなんだ。

これをおんなじ単語表現してる言語があるっていうのが面白いなって思う。

  • これは悪いけどニワカポエム臭しかしない。クロマトグラフィーが屈折とか英語やギリシャラテン語のセンス悪い。まだ色分とか虹分法とか言われる方がわかる。

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