そうなると、人間には「正しい母国語」を解する能力が必須となる。
自分は 「言葉の意味は変わっていくもの」というスタンスであるが、ここでは敢えて「誤用」と表現することにする。
誤用あるあるで頻繁に挙げられる文章を、Google翻訳にかけてみた。
彼は気の置けない友人です。 → He is a great friend.
思わず失笑してしまった。 → I couldn't help but laugh.
もしも、誤用の意味で、たとえば「信用できない」や「嘲り笑った」つもりで使ったのに、上記のように翻訳されると、意味が変わってしまう。
(もしかすると長文の中なら、文脈で判断して翻訳してくれるかもしれない)
知ったかぶって難しい言葉を使うな、と言いたいが、そもそも 誤解されやすい言葉だと知らなければ、そんな気遣いさえできないだろう。
せめて翻訳された文が意図通りか確認できる程度の知識があればいいのだけど、全く知らない言語でこそ機械翻訳を使うはずだから、それも難しい。
第一言語をきちんと使おうぜ。って話でした。