2024-02-08

ロジカルシンキングの普及が左派政党を苦しめる

今や高校カリキュラムとして学生のうちに実践的に学べるまでになったロジカルシンキング

ロジカルシンキングがどういうものであるかは今更説明しないが、近年急速に共産党や立民などの左派政党凋落した原因の1つが、このロジカルシンキングの普及だと思っている。

何故なら、左翼的思考ロジカルシンキングは非常に相性が悪いのだ。

怒りが起点となり、そこから理由付けを行う左翼的思考は、ロジカルシンキング観点から見たら穴だらけになりやすい。

左翼的思考の人に、例えば論文プレゼン用のパワポを書かせてみたら冒頭でAとBとCについて論ずると書いてあるのに、中身は本人が最も主張したいAの論説に重視していてBとCがない、という文章が多発する。

それと論理の飛躍も起こりやすいし、BとCの記述があっても順不同で書かれていたりあっちこっち行ったり来たりするので「で、何なの?」という状況に陥りやすい。良く言われる「MECEではない」状態だ。

そして、そのような傾向にあることを何度指摘しても直らない。お気持ち文章ばかりになる。起点が怒りだから仕方ないのだが。

ただ、万年野党で良いのなら敢えて「反ロジカルお気持ち路線」を取るのもアリだとは思う。最近共産党はこの方面に舵を切っている。ロジカルシンキング重視に対応出来ない層は一定居るので、そういう人達の拠り所として一定勢力を確保する戦略は取り得るのでは。ストレートに言えば「バカを確保」なのだが。

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