2024-02-06

積極的な親切

以下個人的感覚の話覚書。ハズビンホテルチャーリー無意味に明るく元気一杯であることを良しとし(ここまでは個人自由)それを他者にも押しつけ、うまくいかないことがあり落ち込んでも反省はせず同じことを繰り返すが逆に周りが感化されるみたいな……とにかくパワー陽気一点突破型でないのが良かった。ep4話。エンジェルダスト職場に押し掛けるも、仕事中だから後にしてくれ!を受け入れる。仕事邪魔してしまうけどホテルに帰ってなんだかんだでまた出て行ってしまったエンジェルダストを連れ戻そうとするのではなく安全か見守るだけにしてほしいと伝えて謝罪手紙を書く所、謝罪を受け入れてもらい盛大に感動するところ………。積極的な親切をして、嫌がられ(相手にも事情があるので)、反省して謝罪し許してもらえて喜ぶ。

「未熟な主人公が遮二無二頑張ることでよくわからないけど熱意に負けてなんとなく周りが絆される」という物語がこれまではあまり感覚として理解できなかったけど、その辺りのさじ加減が個人的に気にならなかったのが面白いと思った。他人を変えるために演説するのではなく(立ち上がってほしい!と訴えるのと自身を”あなた達を導く立場です”として他者へ語りかけるのは違うので)どうすれば皆が更生できるか?を一貫していてそれに応じ彼女の予想しない所で化学反応が生まれたりして気がつけば皆が変わっていた/或いは本来自身が持っていたものを取り戻すのが良かった。物語爆速で進むのも気持ちが良くて早く続きが見たい。

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