2023-11-02

学振特別研究員国税不服申立をしよう

学振特別研究員雇用保険に加入できない

日本学術振興会特別研究員という博士後期課程やポスドク支援する制度があります

非常にありがたいもので、博士後期課程(DC1/DC2)だと生活費に充てられる額(研究奨励金と言います)が毎月20万円貰えて、それ以外に研究費が貰えます

ただ、若干問題があるのも事実で、日本学術振興会特別研究員の間には雇用関係がないので各種社会保険特別研究員自身が何とかしないといけません。

しかも、日本学術振興会企業などから報酬を得ることを制限しており、「雇用保険社会保険等への加入条件に該当するような勤務形態」は絶対に許容されないということになっています

要は雇用保険厚生年金保険には加入できないんです。これは困りました。

国税不服申立をしよう

どうしてそうなっているのかというと、学振特別研究員の間には雇用関係がないにもかかわらず、研究奨励金が税法上は給与所得として扱われるという不思議な状況にあるからです(ググると経緯とかはすぐ出てきます)。

さて、これを打開するために国税不服申立をしましょう。

手順としては、

年末調整に関する書類扶養控除等申告書とか基礎控除等申告書とか)の提出を断固拒否

②すると国税文句を言ってくる

国税不服申立をしてあげる

注意点

最後に一つだけ注意して欲しいのですが、日本学術振興会は敵ではありません。

最初にも書きましたが、特別研究員制度は非常にありがたいものです。

敵は国税です。

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