2023-09-06

メタルペンシルの話

エンピツは最大50km持つ。シャー芯なら40本入りで8kmなんで、200円で16km持つ。そもそもメタルチップペンは大昔からある。ほぼ全面的存在価値が無い商品https://www.tombow.com/mamechishiki/p25/

https://b.hatena.ne.jp/entry/4741812397342531567/comment/upran]

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鉛筆1本(HB)で書くことができる筆記距離は約50㎞です。

他の筆記具と比べて圧倒的な長距離で、また経済的です。ただし、筆記荷重を150gに定め、芯は尖らすことなく、一本(約172㎜)すべて筆記するという条件下での数値ですので、あまり現実的ではありませんが。

ということなので、

  • 芯を一度も折らず
  • また芯先がどれだけ太くなっても削らず
  • そして鉛筆がどんなにチビようと消滅するまで書ききる

という条件ですから、書いてある通り「あまり現実的ではありません」じゃあないかなぁ。

逆説的に言えば、

  • 芯が(鉛筆に比べると圧倒的に)折れる心配がない
  • 削る手間や削りカスの煩わしさがない
  • どれだけ書こうと「ペンとしての長さ」が変わらない

という点がメタルペンシルの利点だと思われるので、「存在価値無し」っていうのはちょっとちょっとねぇ。

どちらかというとこの手の製品が気になる人間は、15kmも書けるなんてコストパフォーマンスが高~い!

という事よりは、上に挙げたようなメリットの方を見ているのでは。

あとは、ファンシー文具としてのポテンシャルと言うか。

鉛筆の単価だと正直塗装の違いくらしか差別化要素ないけど、数百円の価格帯の商品であれば、

クリップつけたり、軸やラバーグリップに拘ったりと、ボールペンシャーペンと同じような付加価値が考えられるので。

いずれにしても、「書いた線が薄い」という点をクリアしない事には実用性に疑問符がついちゃうので、いつかクリアして欲しいなー

(濃く書ける=そのぶん強度が落ちるっていうことだから根本的に難しいんだろうなとは思いつつ)

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