ニトリが壊れないのは素人が組み立てても大丈夫なようにかなりケアしてあるからだと思う
例えば複数箇所にネジを締める時にどの順番で締めるか、とか懇切丁寧に説明してある
板の表裏がハッキリ分かるようになっていたり上下を間違えないようなデザインになってる
一方で、IKEAはデザインが先にあるから組み立ては結構難しい
もちろん説明書があるんだけど、基本的な構造と手順、ネジの種類ぐらいしか書いてない
分かりにくいところはもうちょっと細かく書いてあるが、万国共通の手順書なので言葉が載っていないため非常に分かりにくい
板の上下が分からないので、もの凄く小さな穴の位置から向きを導き出したり
同じようなネジがあるのを、丸ネジか平ネジかとかを基準に正確に区別できないといけない
あと、手順書では省略されているところも結構あって
「ああ、ここのネジはこうやって締めないとちゃんと締まらないな」
「この部分は強度補強に関する部分だからネジ占めた後にグッと引っ張らないとダメだな」
っていうことに気付かないとちゃんと作れない
例えば木ネジを締めるときはしっかり力を乗せないとダメなので上から下に締める必要があるが
その場合に家具をどうやって回転させてどの順番で締めていけばいいか、なんてのが省略されてたりする
普通に横から手で押さえて木ネジを締めたら失敗して弱くなったりすると思う
他にも例えば棚の裏板は釘で留めるようになってたり(目印は一切無し)とかドリルで穴を空けないといけなかったりとか
まぁとにかくレベルが高い組み立て家具であることは確かだと思う
IKEAの人達は耐久性に力を入れていてしっかり検証してるっぽいんだけど
結果、引っ越しの時に壊れて悪評が広まってるような気がする