2023-04-13

官僚という高学歴集団「ですら」、失敗が発生する。

官僚無能」などと吐いて憚らない、非常に勇敢で勇気のある人物は、Twitterでも見た気がする。

彼らの姿勢には、感嘆せざるを得ない。

言うまでもない、日本官僚高学歴集団だ。

国家公務員I種の採用者数約500名は、半数が東京大学京都大学で占められている。

学歴という観点で、彼らよりも優れている人物は、ごく限られる(本稿においては学士修士博士基準は置いておく。)。

学歴即ち優秀さ、とは思わない。

しかし、仕事巧拙学歴競争勝敗に、直観的な相関を見いだすことは、そこまで特異な見方でもないだろう。

頑健な因果ではないだろう。相関から離れている者もいるだろう。500人の採用となればなおのこと、含まれている可能性も僅少ではない。

それでも、大数の法則により収束する彼らの平均的能力は、他の凡百の組織よりもはるかに高いはずだ。

官僚の失敗は、仕事性質上、非常な注目を集める。

素晴らしい優秀な軍師サマからのご高説も、非常に目につく。

不思議だ。

軍師サマの略歴や能力は知りえない。

しかし、一般的確率論からして、彼らのほうが優れている要素や可能性を見いだすほうが、珍しいパターンだろう。

官僚はかなりの高学歴集団だ。そんな彼ら「でさえ」できないのだ。

彼らより優れた意見や成果を出せると思える人たち、その自信や勇気は、確かな源泉があるのだろうか。

ない可能性が、圧倒的に高いわけだが。

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