2023-04-03

うちの会社昔ながらの年功序列だ。○歳で○職、といった階段に沿って給料は上がっていく仕組みで、新卒も中途もいっしょくたんに上がっていく。勤務○年すら関係ない。

役員部長親会社社員が務め、プロパー社員はよほど頑張らないと役にはつけない。

同じ歳でもボーナスで100万ほど差はつくが、どちらかというと運要素の多い業種なので、今年はうちの部署ボーナス多いラッキー!みたいなノリだ。

こんなに自分の頑張りが評価されにくい会社なので、社員は当然やる気のない者ばかりかと思いきや、意外と頑張って目標達成に取り組む者も多い。

俺もその一人で、別に頑張っても頑張らなくても収入はさほど変わらないのに、

何とか目標を達成しようと、時には残業をして、時には精神病みそうになりながら必死業務をこなす

それは、目標を達成している者はおもしろそうな仕事をしている部署に異動できる確率が高い(と思われている)からだ。

おもしろ度で言うと部署格差がけっこう大きく、さら典型的メンバーシップ企業なので異動も多い。

この希望部署への異動を目指して頑張る人は多いのだ。

そして何より、平社員でも給料がいい。成果に対する報酬割合が少なくても、飛び級して偉くならなくても、みんなそれなりに満足しているのだ。

年功序列システムは、今のご時世であってもしっかり生き残っているだけの理由がある。

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