2023-02-12

ルークス彗星

舞台 子供を持つことが資格制度になった世界

 

これに対して世界設定が甘すぎて読めないという指摘。

これはおそらく我々の世界出来事として考えるとそうなるのだと思う。

しかし、この漫画では冒頭でいきなり「ルークス彗星」なるもの

200年前に地球に飛来して様々な恩恵をもたらしたこと

テレビニュースとして流れています

私はこの冒頭の一コマ作品に対してのリアリティライン位置設定を

現代社会から大きくずらすことにした。

かなりSF的なファンタジーよりの作品である認識したのだ。

から、それほど設定の甘さなるものに気づかずに読み進めて

これはよく出来ているお話だなあ、と感心した。

お話が進むごとに、

この世界が大きく我々の社会とは違うことが説明されるのであろう

という予感がいろいろな設定部分の不備をスルーさせて

人物への感情移入を容易にしたのだと思う。

 

これは推測だが、私とは逆に漫画世界の設定の甘さなるものに気を取られる人は、

冒頭のルークス彗星下りを全くスルーしているか

もしくは過小評価しているのだと思う。

かに読み飛ばしても不思議ではない、というか読み飛ばすことを期待して描かれている。

そのへんがあの漫画評価の仕方の違いなのだと思う。

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