https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20230130001756
渋滞を視認したらただちにハザードを焚け。それが何百メートル前方であってもだ。
ていうか、前方にハザードを焚いている車を見つけたら、脊髄反射で自分もハザードを焚け。
勘違いしてる人がめちゃめちゃ多いが、渋滞ハザードは「渋滞の最後尾はここだよ」と示すためのものではない。
ハザードランプは本来、危険の"存在"を周囲に知らせ、注意を促すためのものだ。
つまり前方にハザードを焚く車を発見しだいただちに自分もハザードを焚くべきなのだ。
危険の存在を知らせるには早ければ早いほどいい。0.1秒が生死を分けることもある。
一方で、時速100kmで走る自動車でも1秒間に進む距離はせいぜい30mほどだ。
つまり「見つけ次第ハザード」をすみやかに後ろにリレーしていけば、理論的には前に進むスピードよりも速く後ろに危険を伝達することができる。渋滞を直接見ることができないずっと後ろの方にまで危険の存在を知らせることができるのだ。
渋滞が見えない車にしてみれば「なんか前のほうのクルマがハザード焚いてるぞ?ハテナ?」ってなるだろう。それでいい。それが心構えになるのだ。
なんか知らんけど危ないらしいぞ、注意すべき何かがある、ということだけでも伝えることに意味があるんだ。
渋滞ハザードを「私は渋滞の最後尾に到着しました」という合図だと勘違いしてるやつは、最後尾につくまでハザードを点けず、点けてもすぐに消してしまう。こんなのまったく意味がない。誰に何を伝えたいのか皆目意味がわからない。
少なくとも、後方の車両にハザードが伝染するのを確認するまで消すな。
意思表示が苦手で周囲より目立つことがキライな日本人の悪いところがもっとも悪いかたちで出ているのが渋滞ハザードだ。
危険を知らせることに躊躇するな。遠慮するな。