自分の作品についてベラベラ解説するのはダサいよな?だから、創作者は自分の名前と結びつく所で長々と意見を語らない方が良いと思うんだ。
作品はまあ上手い下手とかも含めて、自己表現じゃないか。つまり自分の作品≓自分って事だ。どれだけ頑張って自分の要素を排除しようと意識しても隠し通せるもんじゃない。
自分のことや思いをつらつら語るのは、いわば自分の解説だ。これは実質的に自分だけで無く自分の作品の解説もしているようなもんだと俺は思う。この人はこういう人間だからこういう絵を描きたがるんだなという推測が容易になってしまうから、直接的な結びつきはないが解説の要素を含むと言って良いだろう。
例を出すと、政治を語ったり何かのアンチ活動をする二次創作絵師になんかがこれの悪い例になる。いい絵だなと思っても思想がヤバそうな人はなかなかフォローする気にはなれない。ただ、こうまで極端じゃ無くてもできるだけ普段自分の言葉は沈めるようにした方が良いだろう。沈黙は金、雄弁は銀。
生い立ちや時代背景を知ることで作品に深みが出る創作者もいるとは思うが、正直そういう楽しみ方は個人的に好きじゃない。野暮なコトせず作品それ自体から感じ取ったものを大切にしたい。