小学校の頃、夏休みに自由研究じゃなくて家族に取材して壁新聞みたいなのを作る宿題があった
家族構成や家族の好きな物、夏休みの思い出とかを下書きのプリントでまとめて、夏休み明けの授業で模造紙に書き写して出来上がり、って感じで。
両親共にあんまり子供の宿題に興味を持ってなかった(自分が言われなくてもちゃんとやるタイプだったのもある)から、そんな宿題が出てることも知らず、夏休み明けの参観日で優秀賞として職員室の前に貼り出された壁新聞をみた母から帰宅後にめちゃくちゃ怒られた
日常会話の中で聞いた話をそのまま「お母さんの好きな物:旅行、昼寝、ドラマ、ビールよりワインが好き」と書いたのが主な原因だったと思う。
ちなみに「お父さんの好きな物:料理、お菓子作り、ドライブ、スキー」とか、「好きな食べ物:お父さんのプリンとカレー」とか、書いていたのも更なる怒りポイントだったらしい(平日の帰りが早い父が毎日夕飯を作ってくれていたから忖度のない事実なんだけど)
田舎の小学校だったから、先生の中には両親の同級生とかもいて「お子さんの新聞みたよ〜!よく取材してるわ!」と言われて案内してもらったから余計に恥ずかしかった!!!!とそれはそれは怒られた…
小学生になった自分の子供の夏休みの宿題を見ながら、「多少ほっといた方が自分でやるようになるのでは…」という気がしたけど、この件を思い出してやっぱりしっかり見よう…と思った
子どもが親のものでないように、親の情報も自分のものでない、親は自分と違う人間である、と気付く感じってどれくらいの年齢だったかなぁ…。 とふと思いました。