2022-06-19

キャラクター」が愛せない

私の場合小説漫画キャラクターは、物語面白くするための一要素に過ぎない。

から自分にとって好ましいキャラクターを見出だしたとしても、物語的に無駄であれば、

キャッキャウフフなシーンを見ても嬉しくない、というか、スキップしてしまう。

ましてや、そのキャラクターシナリオ的に幸せ人生を送れるかどうかなんて全く興味がない。

物語面白くなるのであれば、むしろ、悲しく残酷運命にあったとしてもかまわない。(まあ残酷作品は好きではないけど)

キャラクターというのは、面白物語という主人に従属する存在しか見えない。

あと、そういう考えを持つゆえに、物語から遊離したキャラクターにどう愛情を注げばいいかからない。

例えば、一時期流行った「俺の嫁」っていう概念共感できないのだ。

だって作品内では、物語的に有益機能を果たしたキャラクターを、物語から離れた場所自分が気に入るように操作できる自信がない。

俺の嫁」として、自分の気に入るように相手シナリオ付ける脚本力が私には無い。

しろキャラクター自分操作するより、作者なり二次創作者なりに動かしてもらった方が楽。

そう、自分相手を望ましく動かすという努力をしなくていいのが、物語を読むメリットなのだ

それなのに、例えば「俺の嫁」として、自分の手腕で操作しようとするメリットって何なんだろう。

それなら、3次元のままならない人間関係とたいして変わらないだろう。

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