2022-04-01

推しが死にそうな件

物騒なタイトルである自分でもそう思う。

25年くらい推している人がいる。

3次元の真っ当な人間だ。

自分学生の頃からアラフォーになる今までずっと推している人だ。

とは言っても、向こうも20代そこそこでデビューしたのでまだアラフィフの働き盛りだ。

そんな推しががんになった。

コロナが始まってすぐくらいだ。

自覚症状が出てすぐに検査して、まぁまぁ早急に手術はした。

でも、転移してた。

化学療法放射線もやったけど、がん細胞駆逐は出来なかったようだ。

転移してたのは結構しばらく黙ってたけど、いよいよ体力的に表に出てこられない時も多いみたいで、いろいろお知らせされた。

今月は元々、表に出る予定が色々組まれていた。

それも、内容が流動的になっているらしい。

私は似たような種類のがんで、似たような経過で、闘い抜いてこの世を去った人を間近で見た。

正直、奇跡が起こらない限り、この症状だと長くは持たないと思う。

関係者バタバタしているのか、今日ファン向けの有料ブログも静かだ。

いや、本人は体調が落ちた時に見れなかったファンから書き込み分をまだ追ってる形跡はあるんだけど。

自分がいた界隈は、突然死ぬ人(自死とか事故とか)が結構たから、死は隣り合わせでいつ来てもおかしくないって思っている。

成人もしないで死んだ人もいた。

から、死にゆくことそのものは仕方がないと思える。いつかは絶対死ぬから

でも、こんなにも、予測できるような経過で、まさか一番大好きな人死ぬ、心の準備をする羽目になるとは思わなかった。

いっそ、突然死の方が諦めがついた気がする。

その日が来ても、わんわん喚いて怒ることもできない。だって必死に生きてんだから

頑張ったよって労ってあげたいと思うくらいに、今も頑張っているのだ。

ああ、くちゃくちゃのおじいちゃんになった推しを見たかったなぁ。

たぶんそれは、叶わないんだろうなぁ。

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