いじめ、ネグレクト、虐待、自殺など残酷なシーンが作品の大半を占めていたが、
残酷であればあるほど、綺麗なものはより際立つし、感動を味わいたい。
漠然と何かを期待して読み続けた。
最終回。
期待してた何か は最後まで描かれなかった。
しかしSNSではハッピーエンドでよかったという意見が大半を占め
犬のCHAPPYからC(死)を抜いたらHAPPY 先生の伏線すげえ といったツイートや
しずかとまりなが仲良くしているイラストなどで盛り上がっている。
私はそのハッピーエンドを見ても全くハッピーにならないどころかアンハッピーだった。
家庭という閉じた空間に現れた救世主に、一言「おかしい」と言って欲しかった。
自分の好みに気付ける機会を貰えてよかったとさえ思っている。
ただ、作品の殆どを占める残虐描写に対して、原因が解決しないまま取ってつけたような幸せな描写で「ハッピー」と表して
たこぴーの最終話は読んでないけれど... 現実世界に大人をぶんなぐって正してくれる救世主なんていない。 いや、殴ったところでそんな大人たちはなぜそれがいけないのかを理解できな...