来るもの拒まず去るもの追わずの精神でやってたら友人が少なくなった。中学校を出てから地元の友達とは(仲良かった一人除いて)誰とも連絡先を交換しなかったから、地元には友人が誰もいない。高校、大学共にSNSでは繋がっているけれど実際に対面で話すことはなく、就職で地方に飛ばされてからはやり取り自体しなくなった。友人と呼べる人間はおらず、ソシャゲにばかり時間を費やす日々。
転職を機に関東に戻り、何の気なしに高校の友人に連絡をした。普通にやり取りして懐かしかった。そいつと遊びに行った(このご時世だから軽く飯を食うだけだけど)。思いの外楽しくて、高校や大学の友人に連絡を取り、電話や一緒に買い物に行くようになった。
気づけば毎週のように友人と会い、新たな友人関係(友人の妹の彼氏や友人の同僚など…)が次々と生まれた。ぼっちだった過去が嘘のように充実した日々を送っている。
会社の同僚達との関係も、彼らの趣味嗜好、母校や経歴を知った上で適切な投げかけをすると途端に好意的な対応に変わって驚いた。人は自分の話を聞いてもらうのが好きだと気づいた。
定期的に昔の友人とやりとりをして、趣味の話をして、同じ映画をNetflixで見て、飯を食い、仕事の愚痴を言い合い、30を目前に人間関係の維持のコツ、新たな人間関係の構築のコツを学んだ気がする。少なくとも今、とても人生が楽しい。
ぼっちで寂しいけど人と会っても全然楽しくないわ 俺がしたい話に相手は興味なさそうだし 俺も相手の話に興味ない
いい話 私も職場で孤立気味だし、人を大切にして楽しく生きたいわ…
今までどうやってコミュニケーション取ってたんだ