とりあえず生きてるよ
慶應落ちて首吊りそうになったのが懐かしい。慶應経済には箸にも棒にもかからず滑り止めに入学して、全然楽しくない学生生活だったけど、大学出てからが楽しいから希望を捨てないで欲しい。
関西の会社で体壊す寸前まで働いて、ある日フッと楽になって手を抜いても数字取れるようになるから。年の2/3くらい出張で日本中飛び回って、あちこちに知り合いができて、好きな街ができて、出張手当を節約するためにやっすい宿に泊まりまくってるから。浮いた金で美味しいもの食べたり好きなもの買ったりして、狭い独身寮で映画館開いて会社の人たちと楽しく過ごしてるから。
そのうち変な女と出会って結婚して、25で父親になって、学歴考えたら信じられないような会社でゴリゴリ働いて、気づいたらアメリカ駐在になってるから。日本を遠く離れて遥か彼方、アメリカ人に囲まれて何故か筋トレを始めて、仕事もそこそこに異様に身体がデカくなるから。オハイオの広い空の下で、よくわからないけど幸せだから。だから慶應落ちたくらいで自殺しちゃダメだ。
けなそうとおもったけど いい人生だ 子供作るんならしっかり育てろよ…生まれてこなければよかったのになんて言わせるなよ
え?死んでない…よね?とりあえず、今がよけりゃ過去のアレとかソレなんて話のタネだわな。
BGM はHyukohのOhioで読んだ