他人からの好意を素直に受け止めて、「自分は愛されてる」とポジティブに考えよう! っていうから真に受けて頑張ってたんだよ。
途中まではうまくいってたと思う。女友達も沢山できた。対照的に男友達はできにくくなったし、減った。差別的な野郎が無理になったのは別に良いんだが、なんていうか、女友達を性的な目で見る男がキツくなった。女友達のパートナー男性にはナイスな男も多いんだが、それでも何か厳しいものを感じてしまう。「思春期の女性同士の友情」みたいなものに陥ってたんだろうか。
話を戻す。自己肯定感はある程度まで育って、恋人ができたり、性に奔放な女性をワンナイトを楽しんだりすることができるようになった。30代をそんな風に過ごしてしまった。もっと若い頃に今の精神状態に至っていたら遊び放題だったろう、なんて屈折を持ったりもしていたが、それよりは今を楽しむべきだろう、と。
40代を迎えて、気付いたら、向けられる好意から恋愛的・性的な成分が抜け落ちていった。傾聴には未だ需要があったが、そんなのは10歳下の男にもできる。ぬいぐるみでいたつもりはなかったのに、ぬいぐるみと見なされる頻度が増えた。
書いてて思ったけど、単に普段会う相手と年が離れすぎただけかもしれない。別にそこまで若い女を望んでるわけではないし、もっと近い年代の相手と遊ぶべきなんだろうな。そういう人とどこで出会ったら良いのか分からないが。
×自己肯定感を上げすぎたら ○自己愛を上げすぎたら