バブル期の方がアニメみたいな娯楽にも金を回す余力が日本にあったと思う
ジャパニメーションとか言われてるのだって80年代〜2000年代前半に集中してている
それ以降の作品はアニメというよりはむしろオタク文化の方、つまりキャラクターがメインのカルチャーが推されるようになり、同時代のアニメーターや美術が誇られることはほとんどなくなってしまった
文化の歴史を塗り替えるようなマスターピースはもう十何年と生み出されていなくて、良くも悪くも円熟したエンターテイメント産業と化したのが日本のアニメだろう
現在ではAKIRAのような作品が生まれる可能性は中華や欧州、南米などにしかみられなくなってしまった
タイトルのようなセリフは、日本のアニメ文化が常に優れているという無邪気で空虚な自信と、過去に比べて現在の技術は常に進歩しているものであるという間違った信頼に基づいているように聞こえる
当時の蒸せるような熱気が伝わってくるアニメ映画だよな、AKIRAって。 とにかく作り手がアニメーターのひとりひとりまでが、そしてワンカットワンカットまで 俺たちはなんかすごいも...