人を助けたい、人の役に立ちたいと思いながら生きている。友達が苦しそうにしていたら声をかけたいと思う。
私の言葉と考えは常に暴力性を持ってしまう。人を助けたいって考え自体がすでに自分勝手で暴力的だなと思う。言葉なんて相手のことを思いやっているつもりでよく考えたら遠くからじわじわと相手の首を締めているようなそんな言葉しか出てこない。本心ではほんとに助けたい救いたい、せめて選択肢だけでも増やしてあげたいと思うんだけど、その気持ちで出てくる言葉が全て暴力性を持ってしまう。その考えやめなよと思うけど、でも何か言ってあげたいって思う。だって無視できないもん。でも無視する優しさもあるんじゃないとか、私の中にリプライが飛んできて勝手に会話されてるみたいなそんな感じになって動けなくなる。
小さい頃から何度も何度も自分の脳直で出した言葉で人を傷つけてきた。傷つけるつもりとか全くなくて、むしろ逆なんだけど。だから言葉にする前にじっくりじっくり考えて、普段は発言するようにしてるから大丈夫。なんだけど、たまに自分が苦しくなったときにする吐き出しのツイートがとんでもなく大きな刃で、ああこの言葉はこのたいむらいにいる人を傷つけてしまう言葉だなって後になって気づく。いつもならこの人これ言われたら嫌だなと想像できるのに、たまに来る衝動的なものがどうしても抑えられない。
それに加えて私は悲劇のヒロインになろうとしてる節があるんだよね。
助けてあげたい→その気持ちがもう加害性あるよ→そんなことない→(人が傷ついてしまう)→これって私が悪いの?みたいな感じよくわかんないね。これを自分の中でやってるのって世界中の誰もがそうだと思うんだけど、みんなどうやってこの自問自答を乗り越えてるのかな。