自分もそんなには知らないけど昔は色んな味のガムがコンビニやキオスクなどで売られていた
今そういった店で売られているガムはそういった甘いお菓子としてのガムではなく
そのほとんどがミント系などの眠気覚ましや口臭予防を売りにしたものだ
だがそれすらもフリスクに代表されるタブレットコーナーに取って代わられていく
なんせフリスクは口の中で消えてくれる
ガムの最大の弱点はもちろん噛んだ後のゴミだ
しばらく噛んだ後は味もなくなって溶かすことも飲み込む事もできない、ただのあちこちに粘着するやっかいなゴムとなる
ちゃんと包み紙などで包んで捨てないと、色んなものにへばりついて悪さをする
ポイ捨てなんてされた日には床にへばりついたのをヘラのようなものでこそぎとったりしなくてはいけなくなって大変である
万が一、人の髪にでもつけばとるのは大変だしその人の一日の気分を台無しにしてしまうだろう
よくこんなものが長い歴史の中で愛され続け世界中に広まったもんだなと不思議になるくらいだ
(シンガポールはえらいもんで2007年までガムは所持することすら禁止で旅行者の持ち込みも禁止されていたらしいけど)
人が真剣な話をしてる時にくちゃくちゃガムを噛んでいたらかなり怒られると思う
(その点フリスクなら気づかれずに食べられる)
子供向けのお菓子としてはまだ色々売ってるようだけど、お子さんに与えるお菓子としてもガムは敬遠されるんじゃないだろうか
国内ではガムの売上は毎年大きく下がり続けてるらしい
もはやガムの居場所は残されていない
かろうじて生き残っている車内や職場のデスクに置かれるボトルガム
あれもどんどん姿を消していっているように見える
そんな事を考えていてふと久しぶりにガムを噛んでみようと思った
なかなか売ってなかったけどロッテのFit'sという色んなフルーツの味があるガムを買った
美味しいし、久しぶりに噛むガムはなかなか楽しかった
なんでこんなゴムを口の中で何度も噛んでるんだろうと思うと笑えてきた