以前にいた会社の時に,強い負の感情に飲み込まれた話を吐き出そうと思う.
私はとあるITベンダーが提供しているサービス導入を検討する際.
ベンダー側はベテラン風のテクニカルコンサルタントが担当することになった.
彼は40くらいの年齢で,これまでの経歴的にもずっとテクニカルコンサルとして生きてきたそうだ.
コンテナやFWなど一般的なIT技術の会話はもちろん,製品の仕様やそもそもの質疑応答すら満足にできず,かつ非を認めない,そんな人材であった.
別に嘘を言ったとかそんなことはどうでもいい.抽象的であやふやな回答を得るくらいなら,できないですって話をすぐ出して欲しい.
シナリオってなんだよ.仕事に演出が必要な時点で虚の世界に入っているようなもんだろう.
車外への営業活動以外で演出なんて持ち込むな.本気で時間の無駄なんだ.
私は事実に基づいているからこそ,会話が生産的になると信じているため,
常に話を盛ったり,煙に巻いたりする彼とは一切噛み合わなかった.
当然プロジェクトは伸びに伸びて,時間とお金が失われた最悪のプロジェクトだった.
お互いあまり成長に繋がらないことに多くの費やしたと思う.
今思えば会社間の関係だから,彼は腹を割って会話できなかったのかもしれない.
が,コンサルと聞くだけで,虚じゃないよね?と身構えてしまうほど,彼の印象が強くなってしまっている.
今,彼は別の会社に移って同じように技術コンサルをやっているらしい.
今は実のある仕事をしていることを祈るばかりだ.
ビジネスコンサル・戦略コンサルってそんな感じだよね エンジニアではない なのでITコンサルティングが一番まとも だって技術の話だから盛ったりはぐらかしたりできないからね