はてなーの皆さんの高齢化が進んでいると言われはじめて久しいけれど、40代はてなーによるパソナ竹中(と自民党)への怨嗟の声が挙がるのは仕方ないと思う一方で、どうやらこの40代はてなーたちは若者がなぜ自民党政権を支持してしまうのか一向に理解できていないようなのだ。
「若いから何も理解してない」とか「ネトサポによる自作自演」とか「周囲に流されてるんだろ?」とか勝手に決めつけているが、実際のところ現在の若者は民主党政権へ対して怨嗟の声を挙げているだけだったりする。
40代はてなーは就職氷河期世代でスタートダッシュからコケたわけだが、民主党政権による円高政策のために現在の20歳台後半世代は同様に就職というスタートダッシュでコケているのだ。
そして何なら働き盛りであった30歳台からしても、仕事が上手く進まなかったのは円高政策の影響が少なからずあり(実際に国内工場が停止したり閉鎖したからね)、40代はてなー視点で言う若者世代は思いのほか民主党政権へ恨みを持っていると捉えて間違いがない。
民主党政権は就職でコケた20歳台後半世代と仕事を邪魔された30歳台から嫌われて、後に入ってくる20歳台前半世代へ対して民主党政権を振り返った時にどのように語るだろうか?どう考えても良い評価なはずがない。
お前らがパソナ竹中と自民党がマジでムリ!って思うのと同様に、若者世代は元民主党系の政党をマジでムリ!って思ってる。
これは単なる感情論だと言ってしまえば当の世代へ対して大変失礼な物言いだけど、理性と感情双方から拒否感を持ってしまっているのでコレを覆すのはなかなか難しいのではないかと。