昔童貞の知人(30歳)が「俺は女性不信でこの年まで童貞になった」と言ってた
「中学生の頃母親が堕胎したという診断明細書をタンスの奥で見つけてものすごいショックを受けた
自分には本来弟か妹がいたはずだし順番が違えば自分だって母親に殺されていたかもしれない
そう思うと心底母親が気持ち悪くなって女性全体への不信感からずっと女性が怖い」と恨みつらみたっぷりに言ってた
母親だって高齢出産の問題とかいろいろあるだろうし堕胎せざるを得ないやむを得ない事情があったかもなのにその事情も訊かず「女は怖い」なんだ…って心底びっくりした
そして無計画にその場の快楽だけでセックスして妻を堕胎させたであろう父親には何も思ってないというか父親への感情が0だったことにもたまげた
堕胎は場合によっては女性も命のリスクがあるし父親側のほうが身体的リスク引き受けてないだけずっと卑怯に思えるのだが……
というか中絶したのも母親の意思だったのか確認とってないだろうに。父親に「堕ろしてくれ」と言われた可能性もあるんじゃないか。
何か彼の中で「お母さんというのは命にかえても子供を産んで育ててくれる絶対的な存在」という強烈な母性信仰を感じた
無計画な受精禁止ではなく中絶反対とかいうやつって男の無軌道な性欲には「仕方ない」と諦めがあるのに母性にはとてつもない期待があるんだな