21/8/14より放送されていた「ぼくたちのリメイク」の6.5話「総集編」が、総集編の体を成していなかった。
1話に当たる冒頭で、主人公ととある女性キャラとの出会いから女性が働くメーカーに勤めるまでの流れは、
・勤めていたゲームメーカーが無くなり、再就職もうまくいかっていない主人公
・落ち込んだ気分で街を歩いていると、橋の上で物思いにふける女性を見かける
・パンプスを外そうとしているのを見て、自殺しようとしていると思った主人公は、防ごうと彼女を突き飛ばす
(場面変わって喫茶店)
・女性は冗談めかして主人公をいさめつつ、悩んでいた理由が仕事であること、ゲームメーカーで働いていることを話す
・自分ならその悩みを解決できるかもしれない、と自分を売り込む主人公
・それなら1度来てほしいといわれ会社を訪れると、そこは名の知れたゲームメーカーだった
という感じ(一部誤りがあるかもだが、ご容赦いただきたい)
これが総集編では
・勤めていたゲームメーカーが無くなり、再就職もうまくいかっていない主人公
・落ち込んだ気分で街を歩いていると、橋の上で物思いにふける女性を見かける
・パンプスを外そうとしているのを見て、自殺しようとしていると思い、それを防ごうと突き飛ばす
となっていた。
突き飛ばした後、ゲームメーカーを訪れるまでの流れがごっそり抜けたため、
バックナレーションすらない。
以降も6話までの内容が、メインキャラごとにパートわけしつつ紹介されていたが、
あいも変わらずバックナレーションはないし、CM明けで違う話が前置きなく始まるなど、ぶつ切り感がものすごい。
そこは、総集編でも1つな話として楽しめる「神編集」で、クリエイターの矜持を見せてほしかったところである。
それこそ「Re:CREATORS」の総集編くらいに。