[内容物]
まずブラジリアンワックスを買って驚いたのはその成分。
てっきりオキシゲドンアポカリラプスとか、プラトロゲドロヒドロキシジルみたいな、毛根を溶かす薬剤がアメリカの比率で混入したゲルを想像していた。
本当に水飴。
成分表には、
クエン酸は腐らないようにするためなのかな?と思う。
そしてカラメル色素は着色のため。
つまり、ブラジリアンワックスは
が主成分なのである。
これには本当に驚いた。
複雑だと思っていたものがシンプルであることに気付く。こういうときが1番驚くんではなかろうか?
実は資産運用で稼いでいただけだったときと同じ質の驚きだった。
さて、
こんなに簡単にブラジリアンワックスが作れるなら、なぜ参入している会社が少ないのだろうか?
今回のセットは3千円。
ガリガリ君のハズレ棒、これはブラジリアンワックス(今後その呼び方をするのは腹が立つので以降は水飴と呼ぶ)を塗るときに使う。
こんなもん、100本で40円とかだろう。
となるとだ、この
と思う。
この紙は、ビリビリという紙が破ける効果音と縁がない。本当に何回力付くでやっても破れないのだ。
新聞紙を縛るビニールテープのほうがまだ破れる希望があると言える。
この紙が恐ろしく高いのだろうな。
そう思いながら、ハズレ棒で水飴を足に塗りたくり、謎の紙をそこに貼り付け、一気に引き剥がした。
そこには女性の脚があった。
チュルンチュルンの脚。
気付いたことがあった。
違う。
毛さえなければ、俺たちもあの脚なんだ。
毎日腰を曲げて脚を触り、
次第に腰を曲げることすら面倒になり、今度は腕の毛を水飴で絡め取った。
また毎日腕を組むようにして、スベスベの両手を触った。
1日1万回、感謝の両腕スベスベ。
1万回を1時間で終わるようになった頃、「スベスベ」が音を置き去りにした。
毛を捨てよ町へ出よう
こんな簡単なものでこんなに稼いでるの?って話したらキリないだろ タピオカドリンクなんて原価60だぞ