イルミナティとか地震兵器ってのを陰謀論と思ってたんだけれど、
最近は気軽にネットには自民党サポーターがいるだの中国の五毛党がいるだのって話に適用されるようになった。
これは陰謀論ではなく単なる党派性バイアスに過ぎないのであって、
陰謀ってのは根本的な認知がおかしいってことだと思うんだけれど、
党派性バイアスで敵対する党派の人間を根本的な認知がおかしいとおとしめたくて陰謀論って言ってるだけのように思えてくる。
そうするとそもそも党派性バイアスそれ自体を陰謀論認定しても良さそうなものなのだけれど、
党派性バイアス自体は右でも左でも人数が多いからあまりそうはならない。
したがって今まで私が思っていた陰謀論というのは「少数派」という要件が必須だということがわかった。
今の陰謀論論議は多数派の人たちがガヤガヤ言うようになったんだな、との気づきを得た。
すると。
陰謀論となると「相手の意見は荒唐無稽のクソバカ」としかみなせなくなるので、
多数派同士がお互いを陰謀論視すると、行き着く先は徹底的な殲滅戦しかないのではないか。
納得納得。
さて酒のんで寝るか。