2021-05-30

ワクチンには2種類ある

それは、集団免疫理解しそのフリーライダーになろうとする勢力と、集団免疫理解せずみんなで病気になろうとする勢力である

両者の共通点ワクチンリスクを過剰に評価しているということにある。だからワクチンを打ちたがらない。

だが、前者は目立たない。何故なら前者の狙いは自分身の回りの人々がワクチンを打って集団免疫を獲得したなかで、ワクチンリスクを恐れて打たない自分集団免疫のご利益、つまりみんなが病気にならないか自分にも移らないという状況を得ることなので、周りの人々にワクチンを打たない選択を勧めないからだ。リスクを取るのは周りの人間だけでいいという利己的な考えをしている。

後者は目立つ。何故なら後者ワクチン危険だと考え、他の人々にも危険ワクチンを打たない様に積極的運動するからだ。ワクチンを打つリスクを過剰に評価し、打たないリスク過小評価している。ただ、自分危険だと思うから他人にも止めようと勧めるあたりは利他的である

ここで気をつけて欲しいのは、利他的という社会的に好ましいとされている性質が、こと反ワクチンに関しては完全に社会に対してマイナスに働いているということである。この場合利己的な目的自分だけはワクチンを打たないという判断社会にとってもベター判断となるのだ。もちろん打てる全員が打つのベストではある。

というわけで、これを読んだ反ワクチンの人々よ。

自分だけはワクチンを打たなくても集団免疫の傘に守ってもらえる状況を目指さないか

少なくともその安全を遠ざける反ワクチンを広める運動をやめないか

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