が、地元では一番まともな工業高校だったからか、数社だけだが一部上場企業の推薦入社枠が有った。
しかし、推薦枠は成績順で割り振られるため、手に入れるのは非常に困難だった。
幸いなことに成績が良かったため、自分は推薦枠を確保できたのだが、所詮は工業高校卒の職種。
会社見学という名の推薦枠面接に行ってみたら、業務は2交代制の工場勤務。
給与は良かったのだが、将来性を考えて辞退。
ちょうどWindows95やインターネットが普及し始めた頃だったのと、独学でPCの操作を覚えていたので、
スキルや努力次第では何とかなりそうな中小へ就職。幸いなことにスキルを認めてもらってそのまま
大手IT企業の仕事を貰えるようになり、IT業界で生きていけそうなスキルと実務経験を身につけられたので
当時あった一部上場企業の推薦枠の企業、今でも存続している会社もあるが、ある会社は工場を畳んでしまったようだ。