2021-04-28

anond:20210427033456

二十数年前に高校卒で就職した。

が、地元では一番まともな工業高校だったからか、数社だけだが一部上場企業の推薦入社枠が有った。

しかし、推薦枠は成績順で割り振られるため、手に入れるのは非常に困難だった。

幸いなことに成績が良かったため、自分は推薦枠を確保できたのだが、所詮工業高校卒の職種

会社見学という名の推薦枠面接に行ってみたら、業務は2交代制の工場勤務。

内容はスキルが身につかない製造ライン単純作業だった。

給与は良かったのだが、将来性を考えて辞退。

ちょうどWindows95インターネットが普及し始めた頃だったのと、独学でPC操作を覚えていたので、

スキル努力次第では何とかなりそうな中小就職。幸いなことにスキルを認めてもらってそのまま

大手IT企業仕事を貰えるようになり、IT業界で生きていけそうなスキルと実務経験を身につけられたので

結果として過去自分選択は正解だったと思う。

当時あった一部上場企業の推薦枠の企業、今でも存続している会社もあるが、ある会社工場を畳んでしまったようだ。

畳んでしまった工場に推薦枠で入社できた同級生は、退職金で細々とニート生活をしているらしい。

若い頃の経験は貴重だ。

限られた枠の中でも将来性を見越した選択をすれば、なんとか道は開けると信じている。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん