端的にいえば強者男性は弱者男性をあざ笑ったり見下したりはしていても特に嫌悪してはいない事が多い。
むしろ強者男性として猿山をリードするために度量のある親分ヅラをする方が人気が出る。
しかし、弱者男性が女性から向けられるのは徹底的な拒絶と嫌悪である。
勘違いして恋愛対象としてみられること自体が加害であるという態度がいかに彼らを傷つけて来たかは想像に固くない。
強者こそが恋愛市場で価値をもち、恋愛市場で価値を持たない人間は人間としての価値が低いので、関わる事すら損害である。
こういった価値観のフォロワーがむしろ男性よりも女性に多いのは、実は不思議な事ではない。
主に男性が晒される強者になるための競争社会は恋愛市場とは別の原理で動いているからだ。
よって彼らは恋愛市場での価値向上は副次的なものでしかない事を理解している。
一方で女性は恋愛市場だけをみていればそれなりの人生を送れる可能性が高く、実際にそういったコースをたどる人も多くいる。
もちろんこれは全ての人間がそうだというわけではない。だがこうした傾向は確実にあり、少女漫画や少年漫画に置ける恋愛の重要度の違いなどによって環境によって強化されている。
女性は常に男性を品定めしていて、関わりたくないな、生理的に付けつけないなと判断した瞬間、 露骨に嫌悪感をあらわにすることで、自己防衛を計っている。 ように見える。 それは...