その前にまず考えるべきは、そもそも「人の心がわかる」とはなんだろうか?ということです。
あなたは発達障害者の方々の心はわからない、と考えているわけですよね?
このとき、発達障害者と健常者であるはずの、あなたの違いとは何でしょうか?
当たり前ですが、人は、他人の心はわかりません。しかし、だからといってデタラメに行動しているわけではありません。
人間には、他人の心を「推論する」仕組みが備わっているに過ぎないのです。
どうやって、推論するのか?それは、「自分だったらどう思うのか」を相手の心の動きとして仮定し
これがうまくいくのは、相手も同じような心の動きを持っているときです。
ここで注目すべきは、「相手も同じように自分の心の動きを推論して動くだろう」ということも仮定されているということです。
広汎性発達障害の一部の人々は、これを自然に行うことができません。
もちろん、心がないわけでも、他人の心を推論する知能がないわけでもありません。
この推論を直感的に、仕草などから類推する脳の機能に障害があるということが原因、と考えられています。
もちろん、こういったことを後天的に理詰めで学習すれば、しっかりとしたコミュニケーション能力を身につけられる方もいます。
発達障害教育はまだ手探りの状態ではありますが、方法論としては成立しつつあります。
当然ですが、実際には人間の心は多様ですから、健常者同士でも本当に心がわかっているかはわかりません。
これは炎上覚悟で言うんだけど(まあそこまで見てくれる人はいないだろうけど)、素朴な疑問として、発達障害について一つ理解できないことをここに記そうと思う。 「発達障害」と...
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誰が受け取っても傷つくような悪口は言わないけど、相手の立場によっては悪口になりうるみたいなグレーなところが瞬時に想像できない人が多いように感じる(自分含めて) 後からあれ...
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