2020-12-30

レントシーカーのための国日本

コロナ禍が起きて真っ先に起きたのは中小企業再編だとか金融機関再編だ。だけど、このあたりはまさにコロナが襲って大変なところ。

そして今、不良債権処理問題を取り上げるようになってる。

ちなみにコロナのために融資返済期限を伸ばしてもらったのは軽度の不良債権な。返済猶予を繰り返せば重度の不良債権へと分類される。

無論、まっとうに経済が動いていれば返せた金だから、景気が良くなれば再び返せるようになり優良債権へと転じる。

だけど、バブル崩壊後どんどん潰した。景気対策も弱く。さらに貯めこむ富裕層資金余剰局面に入った企業設備研究投資と紐付いていない金融投資を減税、優遇しながら。

その結果がいま30年。資金調達しての支出を恐れたがゆえに企業は皆保身に入り、設備研究投資をしなくなり弱体化した日本

それでもちょっと出た芽を誰かが奪えれば大儲けできるというやつがうごめく。どこかに奪える芽がないか今日も声だけでかく叫ぶ。政治家経済をわかってないから、それっぽいことを言ってレントシーカーが政治家に近づけば、そいつを側近にする。

レントシーカーを批判して、正しく経済を動かすようになれば望ましい。だけど、レントシーカーは口がうまいから今日政治家に近づき、自分たち利益のために他人を苦境に陥れ、奪おうとする。

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