白人男性主人公が活躍して、役に立たない女性が捕まったりして助けられる、みたいな映画があったとして、そういうステレオタイプにすぐに「良くない」って声があがるのが最近鬱陶しいなあ。
社会派気取ってポリコレ配慮してるように見せかけて実は全然分かってない、とかなら批判浴びて当然だとは思うんですよ。
でも別に単なるエンタメなら、そういうステレオタイプを作りたい人がいたり、見たい人がいても構わないんじゃないの……駄目なの……?
なんかもう最近格好いい女性が活躍して、男性があんまり役に立ってないみたいな描写も溢れかえっててステレオタイプ化してる気がする。でもそういうのは新しいって褒めそやされている。
私も女だから女性蔑視が無批判に描写されてたら良い気分にはならないけど、まあ別に好きじゃないなってだけで、それが好きな人がいても良くない?
「女は馬鹿だから」って描写により、女は全部馬鹿だという認識をする馬鹿が増えるから駄目、って主張なんかなあ。未だに男性優位な社会だから、男は馬鹿であるという描写より、女は馬鹿であるという描写のほうが、悪影響を与える可能性が高い。という理屈。うーん。創作物って、そんなことまで絶対に気にしないとならないほど公共性が高いものかね。
今の社会に新しい価値観を投げかけるみたいな作品も好きなんだけど、ステレオタイプごりっごりでなんも考えなくていい作品だって好き。
っていうかまあつまり、なんの映画でも「マイノリティの描き方でアウトorセーフ」判定があるのを見かけるのに疲れてしまった。
なんもかんもがよく分からんなーー。
好き好きより単にリスキー もしくは売れないから作らないのでは 金でしょう