いつまでも冷めないままで 飢えた感情に馳せた想いは 想定外の空間のどっかに存在してる
まるで僕らの前の視界が 最初からそうだったかのように思えるんだ
取捨選択を迫られる時代に 引き起こされた大合併の如く 許容していくんだ
心から湧き出したって 解いた問題にひかれた赤線は 未熟な発想の域を超えていく
まるで僕の知らない次元で 別解を作り出す奴がいるようだ
微分積分の意味さえ知らずに その場をしのぐ丸暗記の如く 見失ってたんだ
あの日聞いた噂の続報なんてもちろん知らない
さよならも言えぬままで 消えた後輩に涙した先輩は 追いかけることもなく諦めていく