2020-07-25

安楽死尊厳死を認めてしまうと、あまり死にたくはないが状況的に尊厳死もできる人が、強制的尊厳死を選ばされてしまう恐れがある。

もっともです。

ただ、だから尊厳死ダメ、ということで止まって欲しくありません。死にたくても自分の力では簡単死ねない人が「死にたい」と願った時、死ぬ権利はないのでしょうか。

難病が発覚したが、まだ辛うじて自由がきくうちに死んでおくべきなのでしょうか。それこそ、将来死にたい時に死ねないことを防ぐためにできるうちにやっておくと、死を助長することにはならないでしょうか。

生きたいと望む人が生きられる制度環境は当然整って然るべきです。ただ、全ての人が難病障害を抱えてまで生きたいと思っている訳では無いことをわかって欲しい。いっその事死んでしまいたいと心の底から思っている人の気持ち犠牲にされてもいいのでしょうか。

難病をかかえればどうしたって家族や周囲に迷惑をかけます自分時間犠牲にして看病してくれる人を前に、軽々しく死にたいとは言えない。ましてや殺してくれなんて言えない。でももう生きたくない。終わりにしたい。

健康な人には分からないでしょうし、なにより健康な人は周りを見る余裕があります。「尊厳死は分かるけど、死を強要される人がいてはいけないよね」と。でも病気にかかれば見知らぬ他人のことより今苦しい自分を優先したくなります。とにかく辛さから開放されたい。

事故にあったりすれば明日あなたもいきなり体が動かないかもしれません。

我が事として、匿名のこういった場所でもいいので、議論が進むことを願います

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