しにたい。
正確に言うと全てを放棄したい。
生まれてこなきゃよかったという気持ちが抜けなくて、誕生日おめでとうの言葉を貰う度に申し訳なさがつのった。
友達にも、家族にも、祝ってもらっているのに、ありがとうはっぴー!と返せない自分が情けなかった。
幸せを拒否しておいて不幸のヒロインぶってこうして泣いてるじぶんに腹が立った。
少しでも気分が上がればと頼んだ宅配ピザ。1口目は美味しくても、1枚を一人で食べるには多くて、明日もこれを食べるのかと思ったら無駄遣いをした罪悪感の方が優った。
バイトもせず、ろくに大学にも通えず親の金でだらだらと過ごす日々は、延命治療の寝たきりの老人と何が変わらないだろう。
効きめの分からない抗うつ剤を飲んで、だらだらと涙を流しながらソーシャルゲームとTwitterとYouTubeをスマートフォン内で行ったり来たりする生産性のない時間。