2020-04-02

余裕

お金に関する本を読むと,半年分の収入は常に動かせる形で持っておいて,それ以外を投資に回す,などと書いてある.

かのことで収入が突然途切れたとしても,半年は通常通りに生活できて,その間に投資を取り崩せばその期間はさらに延びて,

それくらいの時間的余裕をもって,次の収入源を準備することができる.

ところがそもそも収入が少なかったり,支出が多かったりすると,投資に回すお金どころか,すぐに動かすことができる貯金すらない場合もある.

この場合収入が突然途切れると,今月の生活費を工面するためにバイトすることになり,

思うような就活ができず,悪循環に陥る.

すべての人がそのように生活できるなら,今のコロナウイルスに起因する状況は起こっていないだろう.

短絡的な思考けが理由ではない.

半年仕事休みます」と簡単にはできない仕事には,インフラ関係スーパーなどがある.

このような様々な都合を平均化するのが集団の力である

国家として半年分の収入保証しますと言えるような準備が必要

非常事態宣言を出すのは私権の制約や経済への影響が大きい,と言っているがこれは逆だろう.

一刻も早くコロナウイルスの影響を収束させることが,私権の制約や経済への影響を最小化する道だ.

そのために一時的負担を被ることは受け入れる必要があるし,その準備も必要

自粛しないのは,貯金の余裕がないためにバイトをする必要があって,正社員登用の面接を受けられないようなものだ.

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん