人とコミュニケーションを取るときに、からかいだとか、イジるという名目で悪口を言うことは一歩譲ってあるだろう。問題は、コミュニケーションが目的であるならば、相手を不快にさせたら失敗で悪口を言った奴の責任のはずなのだが、そういうやつは大抵「冗談なのに怒るほうが悪い」みたいな態度を取り始める。ウィットに富んだイジりならいくらでも話を広げて楽しめるんだが、純粋な悪口で何一つ面白みのないただの罵倒を言う奴に限ってそういう態度をとる。そもそも、イジりだのからかいだのはそこそこ強い信頼関係の裏付けがないなら99%失敗するのだ。距離感もつかめてない。
そういう奴にはかならず「その罵倒は何一つ面白くない」「コミュニケーションにしても失敗してる」「全く面白くない事を言って「笑わせたいんだから笑えよ」って言ってるレベル」「クラスのウェイ系に同じテンションで絡もうとして引かれるコミュ障と同じ」みたいな「ツッコミ」をするんだが、それに対してマトモな返しがあった試しがない。「怒んなって」とか、「冗談じゃん」みたいな、まさか自分がコミュニケーションに失敗したと思っていないダサい返しをしてくる。ゴミみたいなボケにちゃんとツッコんであげてるのに、助け舟に気づかずに「怒ったお前が悪い」「冗談を解せないお前が悪い」に固執する。ツッコミに対応できないってことはコミュニケーションを取りたいのではなく、「ただ悪口を言いたいだけ」なのだ。その言い訳に「コミュニケーションとしての悪口」を使ってるだけで。完全なるコミュ障。バズワードのコミュ障じゃなく、コミュニケーション障害。
ダサすぎる。自分がコミュ障だと気づいてないどころか、「悪口言える俺ってコミュニケーション取れてる」と思ってそうなのがマジでダサい。同情はしない。
あーよくわかるよ。そういうシーンに直面するとさもしい気持ちになるよね。