2020-02-22

銅鐸の使い方を知っていた最後の人

銅鐸という古代祭祀具がある。日本史弥生時代のとこで習ったアレだ。

卑弥呼時代の直前くらいに銅鐸は使われなくなる。

私たちはいまだに神社では鏡や剣を神器として尊ぶのに、銅鐸は使わない。

研究者見解では多分こういう風に使うのだろう、ってのはある。

が、正確なところはわからない(特に大型化した以降)。

ただ一つだけ言えることは、絶対に一人、最後に銅鐸の使い方を知っていた人がいる。

銅鐸をどうするのか? どう祭祀で使うのか。

知っていた人が、必ずいる。

複数人集団を想定してもいい。その集団の最も長生きした人を想像するのも良い。

彼、彼女人生について、よく寝る前とかに想いを馳せる。

先祖から受け継いでいた銅鐸の使い方を、歴史うねりの中で失う。

おそらく、使い方を知っているが、もう使うことがなくなった(鏡や剣を祀るスタイル一般化した)というのが想定される一つの可能性だ。

そのうち、なんか爺さんが使い方についてなんか言ってたなぁ? くらいになって、やがて誰も、誰も、世界宇宙で誰も、銅鐸の使い方を知らなくなる。

その最後のひとときに、どんな物語があったのだろうか。やっぱ卑弥呼が「そんなん使うんじゃねえですわ!」とか地域命令したんだろうか。


私たちは髷の結い方や着物の着方をわざわざ専門的に習わないと、もう覚えることができない。

私たちはそろそろタバコを吸う時のちょっとした仕草や、PHSガラケーの使い方を知らなくなる。

私たちはやがて炎を見ないで一生を終えるようになるかもしれない。

私たちのいまだ知らない未来のある振る舞いですら、歴史の中で役割を終える時が来るのだろう。

  • anond:20200222013301

    ありゃどうみても消しゴム使えるお告げ札だろ 金属は彫りまちがえてもたたいたら書き直せるもんな

  • anond:20200222013301

    滋賀県の一都市と出雲の國の銅鐸イッチバ~ン!バトル、好き。

  • anond:20200222013301

    銅鐸はそれでもまだ実物が残っていて我々の目に触れるから、そういうものがかつて使われていたのだと分かるけど きっと、我々が知りもしないような無数の儀式や道具や技術や文化が...

  • anond:20200222013301

    銅鐸の使い方は一子相伝の秘密になっていた。 だが、たった一人の継承者が食あたりで死んでしまったのじゃよ。

  • anond:20200222013301

    ああ、銅鐸ね。我が家に代々伝わっているよ。

  • anond:20200222013301

    銅鐸を窓際に掛けて短冊をぶら下げたのが現在の風鈴に進化したんだよ(適当)

  • anond:20200222013301

    密出国する時に中に入るなんて用途は学者には思いつかないわな。

    • anond:20200320114338

      安珍清姫か安寿と厨子王かまさかゴーンじゃないだろな、叩くとゴーンって

  • anond:20200222013301

    銅鐸なんてだっせーよなーとか当時の小学生がいってそう

  • anond:20200222013301

    ある人に聞いた話  インド旅行だったか中国旅行に行った時、物干し竿のようなものに大きい銅鐸から小さい銅鐸までがずらりと吊られていて、それを叩いて楽器にしていたらしい。 山...

  • anond:20200222013301

    「ダイヤルー回してー手を止めたー♪」 ダイヤルって何?

  • anond:20200222013301

    後年、銅鐸を作るときの鋳型(石でできていた)が お地蔵さんと間違えられて道端に祀られてた事例もあるとか ・ ・ ・ 上野でやってた「大和と出雲展」に行ったら 銅鐸は比較的きち...

  • とりあえず何でも「祭祀の道具」にする説

    考古学者はとりあえず何でも「祭祀の道具」にする説 将来、宇宙考古学者は失われた人類地球文明の遺跡を発掘して 「この精巧な人形は偶像であり、棚に飾って日夜跪拝していたに違...

  • anond:20200222013301

    銅鐸の使い方を知る人より銅鐸を作ってた最後の一人の人生のほうが気になるわ 銅鐸需要がなくなったのをどう思ってたのか たいして気にしなかったのか

    • anond:20200320214017

      単に、民族の違いだと思う。銅鐸民族が屈服されたか、消滅したか。 DNA鑑定すると日本人は4つの種類に分かれるらしいし、場所柄、東の端っこだから、いろんな民族がいきつく先が日本...

  • anond:20200222013301

    星野之宣「ヤマタイカ」は読んだ?

  • anond:20200222013301

    おっさんになったのでもはや「私たち」という俯瞰した視点が持ちづらくなってる 去りゆく側としては後のことなんぞどうでもいいかなと

記事への反応(ブックマークコメント)

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