2020-01-16

我が家の猫。

最近は老齢のためか耳も目も悪くなっており呼びかけても気付かない様な状態だった。

失禁もあった。

脚が悪いので歩くのも大変で、それでも一生懸命トイレに行っていた。

が、間に合わずトイレの前で粗相したり。

一昨日は猫ベッドの中でお漏らしした。

昨日は摂食不能となってしまったため慌てて病院に連れて行った。

すると。

「糖尿」

とのことだった。

糖尿…まさかの糖尿。

元々ストルバイト結晶持ちなので療法食を食べている。その為、飲水は多かった。

いつか腎臓がやられるのではと定期的に受診はしていた。

心臓も萎縮しており、それも心配だったが直ぐどうこうなるようなものではなかった。

が、数ヶ月前に検査したときは糖尿の数値など出ていなかった。

急激に悪化したのか。

もっと密に受診すればよかった。

獣医には「このままだと今晩が山です」と言われた。

「一週間入院して治療すれば、最低限は回復します」とのこと。

10万ほどかかり、その後は毎日インシュリン注射朝晩。

それくらいのことで猫を喪わずに済むなら安いものだ。

大泣きしながら入院を頼んだ。

私は毎日老人を見ているが、

「もう食欲も無くて食べたがらない老人の口に無理矢理ドロドロの食事ねじ込んだりエンシュアを飲ませたり…

自分老いた時、そんなこと絶対されたくない。ましてや胃瘻だの経鼻瘻だの腸瘻だの冗談じゃあない」

と思っている。

そんな風に思うのに、こうして猫が死にかけると「自然な死」を選ばせてやれない。

今彼の脳は機能しておらず、痛くもなんともない。

このまま死ねば苦しむこともない。

それでも。

撫でればゴロゴロと頼りなく喉を鳴らす。

トイレ…」と思うとヨロヨロ立ち上がってトイレに向かう。

伸びない舌で水を飲む。

そんな状態でもまだ生きててくれてる。

そこに生きて在る。

生きて傍に居て欲しい。

そう思ってしまう。

本当に申し訳ない。

  • つらいな・・・ 俺も猫が家にいてていずれ別れが来るんだろうけどまだ想像もしたくない

  • 喉鳴らしたり歩いてるなら脳は機能しとるやん うちのも今、病気で弱ってきてるから気持ちはわかる 治療で猫さんの体が楽になると良いね

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