15歳のとき、地元で一番の高校に行くことが決まってた。でも入学前に急に病気になった。気づいたら5年経ってた。20歳でようやく体調が元に戻った。
ようやく人生再スタートだと、高認を取った。それから予備校に数ヶ月通って、ふと気づいた。何かやってるんだろう私は?
病気に苦しんでいる間、時間が止まっていた。毎日毎日体の辛さに耐えていて、それだけが人生だった。その間に自分の貴重な時間が目減りしていることになんて気づいていなかった。
今私は22歳になっている。子供のころ、いい大学に行くことだけを言い聞かされていて、病気が治ったら当然その夢の続きを追った。だけど、私がやってることって果たして正しいんだろうか。
このまま勉強をして大学に入って、私の人生は好転するんだろうかと考えるようになった。試しに専門学校の見学に行ってみたら酷い言われ方だった。高校に行ってない人は企業に求められないよ。学校に通うこともできないで、ちゃんと勤めてくれるか不安だから、どこも採用しないよ。
この人辛辣だなあと思った。そして、めちゃくちゃ正論じゃん、と思った。
自分のことを客観的に見ずに、馬鹿面して勉強とかしてた。何やってたんだろ。
予備校には通っているけど、全然集中できない。私がやるべきことはこれじゃないんだろうと思う。でも他にやるべきことがわからない。やるべきことがわからないならやりたいことを探したらと親に言われて、考えてみたけど思い浮かばないや。
10代の時間を遊びにも勉強にも使わず、痛みに耐えることだけに費やしてきたんだから。
いっそ、病気が急変して(寛解しているけど別に完治はしてないわけだから)もう一度、ただ痛みに耐えるだけの人生に戻れたらいいのになとか思ったりする。
なんなんだろう。もう楽になりたい
やりたいことやろ
採用担当者です。 大学卒業していれば高卒認定試験でも全く問題ありません。 新卒採用対象です。最近は新卒の年齢制限を設けない会社も多いです。
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